イキガミってどんな意味なのだろうか?



生紙?

 

活紙?


それとも,生神? 活神??


意味が違う。やっぱし「逝紙」



映画を見た後,なぜカタカナで「イキガミ」なのか疑問が湧いた




国家維持繁栄法により,1000人に1人の確率で死亡通知書(通称イキガミ)が

配達される。

この紙1枚で人生が終わる人たちやそこに関わる人と,配達人の話である



国家に関する自由の制約がテーマなのかと思っていたが,

「人生とはなにか」を感じた映画だった。



自分がもしイキガミをもらったら24時間どのように過ごすのだろうか?

今の自分だったら,迷惑をかけた人たちに謝りながら,

大切な人と最期を迎えるのだろうか


でも,そこで死ぬわけだから大切な人にいやな思いをさせないためにも

孤独に迎えるのだろうか


おそらく死を覚悟して初めてできることなのだろう



恋人 友だち すばらしい上司


それらは失って初めてそのありがたさに気づく

そうではいけないのだが,今までの自分はそうだった


普通にあるときにそのありがたさを感謝し,大切にしないといけないのだが…



イキガミを観て普段を大切にしないととあらためて思った



映画の途中で挿入され,エンディングテーマの「みちしるべ」に

こんな歌詞がある



生きるとはなんだろうか?

戦うことなのか?  守り続けることなのか?


正しさとはなんだろうか?

踏み外さぬことか? 自分だけが失わぬことなのか?



生きることの意味


「国家繁栄維持法」など外から与えられて考えることではなく,

自分の問題として考えて命を大切にすること



こんな大きな意味を込めてカタカナ表記にしたのかなと勝手に考えた



松田翔太,塚本高史,成海璃子,山田孝之など若手実力派俳優と

柄本明,笹野高史というベテラン脇役陣をそろえ

奥深い作品になっている



小説イキガミ (小学館文庫 も 3-5)/百瀬 しのぶ
イキガミ 1―魂揺さぶる究極極限ドラマ (1) (ヤングサンデーコミックス)/間瀬 元朗