BOSS DS-1 | スピード帰宅

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バンド「フェラーリ」の徒然日記です。

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漁ちゃんです!


ギタリストによるギタリストの為のギタリスト用エフェクターインプレッション!第一段!


今回ご紹介するのは



「BOSS DS-1 Distortion」です。



このエフェクターは僕が初めて買ったエフェクターです。


今からちょうど10ヶ月前に御茶ノ水で、ですね。


何の知識も無かった僕に、Co.Be.Naiさんのリードギタリスト、チュロシさんがわざわざ休みの日を潰して買い物を付き合ってもらいました。


その時の僕はパワーコードを押さえるのがやっとなくらいで、音の違いとかも正直あまり分かってませんでした。(ま、今も微妙だけど……笑)



とりあえずひずみ?

みたいな感じで、チュロシさんがいくつかリストアップしてくれて


確か
BOSS DS-1、BOSS DS-2とRATだったと思います。



で、試奏してRATは店員さんのゴリ押しに辟易して却下に(笑)


残ったDS-1とDS-2を試奏しました。


で、DS-1にしたのですが、これは2人とも一致で決まりました。
DS-1のが2000円安かった、ってのは当時の僕には大きかったフグ



回想が長くなりました。さて、インプレッションです。



・BOSS DS-1とは

1978年に発売。
実は、色々なディストーションエフェクターの元祖になってます。Proco RATはその1つ。
発売当初は日本で作られ、カート・コバーンやスティーブ・ヴァイらに愛用されました。ちなみに、レッチリのジョン・フルシアンテが使ってるのはDS-2の方です。
その後一時期絶版になるも、ユーザーの強い要望があって、再販されました。ただし、この再販版は台湾製であり、絶版前の日本製とは若干違うモノとして扱われています。
楽器屋さんにいくと、「DS-1 MADE IN JAPAN」などと書かれ、高値がついています。


・歪み

良くも悪くもBOSSの歪み、という印象です。
つまり、好き嫌いはかなりはっきり別れると思います。
そう、例えるなら「サラッ」とした歪み方をします。
RATみたいなエグさはありません。また、Marshallの真空管アンプで歪ませるような、低音から綺麗に歪むような模範的ロックな歪みとも違います。
この「サラッ」とした歪みがBOSSの製品らしいと、個人的には思います。




・好きな点

一番は、コスパですね(笑)6800円で僕は買いました。上述したBOSSらしい歪みですが、僕は好きです。レッチリの曲をコピーする時には、むしろこの歪みが凄く必要です。サステインも凄く長くなるし、ギターソロや単音弾きで助かります。


・嫌いな点

何と言っても音痩せです。他のエフェクターもそうですが、コイツは特にひどい。歪み方的に、低音が「ドーン!」と前に出ないからかも?歪みを最大にした時は、もう低音スッカスカです。
低音バランスを強めに意識しないと、安っぽさが全面に強調されます。この音痩せ問題をねじ伏せることが、このエフェクターを使いこなすコツになるような気がします。



・総評

一番思い入れの強いエフェクターです。これを買って、ギターが楽しくなり始めたと言ってもいいです。

しかし、一番音作りに苦戦してるエフェクターでもあります。
手の掛かる子ほど可愛いと言いますが、まさにそんな感じのエフェクターです。


分かり難いインプレだったかもですが、要は欲しけりゃ試奏してくれってことです☆



次はオーバードライブを紹介しようかなぁ