5月8日で右股関節全置換手術から3か年を迎えます。
昨年の精密検査で足の筋肉を強化するためにスクワットしましょうか・・・と医師に言われていましたが、なかなか・・・できないものですね。(自分に優しい性格)
何とかしなければと考えを進め、普段使いの椅子の高さを最低にしてみています。私は普通家庭で使っている食卓テーブルとイスの組み合わせでは、とてもとても生活そのものができない状態だったのです。そんで、過去に研究開発に加わらせていただいた時の試作品?の椅子高さを最大にして使用していました。これって、とても楽なものでした。
それで、日常生活はなんとか問題無く??なんとか出来てはいたのですが、短縮した右脚を整形的に正しいアライメントに修正されていますので、右足の主に大腿の内外側にとても嫌な痛みがあって、それも日々痛いところが移動すると言った状態で、どう解釈すべきか?なんともな状態が続いていました。
それも、何とか我慢できる範囲に変わってきたので、自分に優しい日々の生活の中にストレッチ効果を狙った環境に変えて、様子を見ているところです。
具体的には、開発試作品の椅子の高さを最低位置にして、椅子の座り立ちの際に深く股関節膝関節を屈曲せざるをえなくしたのですね。つまり、強制的に生活の動作の中に深くストレッチせざるを得ない環境にしたってことです。
結果ですが、以前の状態に比較し、脚の筋肉の痛みの部分が明らかに変化して、最初はやや辛さもあったのですが、最近になって「う~ん」頑張っているんだという程度に、感じられるようになってきました。
明らかに変わっていると・・・ただ、その効果を確認するまでには、至っていないのですが、頑張ろう!!の気分でいます。
職業柄・・リハビリと言われている様々な場面を知っていますが、患者さんとセラピストの一対一の関係の中で、行われている姿が目につきます。
障害に対して行われるリハビリにも、現状をいくらかでも維持するような意味で行われる・・いわゆる保存的なリハビリと、より積極的に機能の回復を目指したものまで、様々なものがあるように観察します。
そして、それらのリハビリは、非常に恵まれた条件で1週間に1~2度、一か月に1度、春夏秋冬年に4度、私の右股関節全置換手術後の入院2週間に毎日、通院2週間に1度、1か月に1度、3カ月に1度、そしていわゆるリハビリから解放されて1年に1度の精密検査など、その密度は様々です。つまり、セラピスト側と患者側での時間軸や密度は、異なるのです。
私は、障害児者のイスをはじめとした環境要素の改善の開発研究の仕事を、およそ職業人生のすべて40年以上に渡り、させていただきました。
その中で、それぞれ障害に対して関わるスタッフのそれぞれのスタンスは、違うと思いますが、「う~ん」関わりの時間軸をどこにおいているのかな?「何か変だな」と思うような場面にも、出会ってきたかな?と、思います。
専門家として自分が主人公としての意識が強すぎて、また、暇なく患者さんがいる状況は理解できますが、患者さんの生活の時間軸で物事を考えられない人っていませんかねぇ~??勘違いしていることに早く気付いてほしいなぁ~そんな人もいますよね。
私の数少ない尊敬するセラピストの先生が、私たちの仕事は、賽の河原の石積みみたいなものだと嘆いておられました。
なんとか、そこから脱却する道を探るために、車いすごときものでと言う言葉の背後になる意識だけでは無く、生活の中にセラピストが求める環境要素を提案していけるようなことがあっても良いのではないかと思います。
私の小さな工夫のイス(ビジネスチェア)の座面の高さを最低にしての取り組みの様な、小さな環境工夫によって生活動作の中に、求めるリハビリ要素を組み入れることは出来るんではないかなぁ~
実は私の車いす開発と臨床適用の結果では、車いすにはとても大きな可能性もあるような気がしています。(にしむら)