■モルディブで海中閣議 大統領ら海面上昇の危機を訴え

インド洋に浮かぶ「楽園」として人気の島国モルディブで17日、ナシード大統領と閣僚らが潜水服に身を包み、深さ約6メートルの海中で閣議を開いた。異例のパフォーマンスは観光キャンペーンではなく、地球温暖化の危機を訴えるのが目的だ。
サンゴ礁の島々からなる同国は標高が低く、地球温暖化で海面上昇が進めば国土の大半が水没する可能性が指摘されている。
AFP通信などによると、約30分ほどの閣議では会話は困難だったものの、身ぶり手ぶりを交えながら、防水仕様のホワイトボードに書かれた書類に閣僚らが次々と署名。国際社会に対し、二酸化炭素排出の削減を求める決議を承認した。
ダイバー資格を持つ大統領を除き、閣僚たちはこの日のために潜水訓練を受けた。2閣僚は健康上の理由から医師に潜水を止められ、欠席したという。
