■「ルーブル美術館で盗品を展示」 エジプトが協力を停止

エジプト考古最高評議会のザヒ・ハワス事務局長は7日、仏パリのルーブル美術館が、盗掘された古代エジプトの遺物を展示しているとして、盗品が返還されるまで同館との協力を一切停止すると発表した。
仏関係筋によると、エジプト側が返還を求めているのは、同国中部ルクソールの「王家の谷」の墓から盗まれた複数のステラ(石碑)だという。
ハワス氏は、ルーブルは1980年、盗品と知りながらこれらを購入したと主張し、「盗品の購入は、一部の博物館にエジプトの文化財の破壊・盗難を奨励する用意がある証拠だ」と述べた。
フランスのフレデリック・ミッテラン文化・通信相は、問題の遺物が実際に盗品ならばエジプトに返還する用意があると表明。文化省によると、同相は文化財の返還を決定する権限を持つ特別委員会を9日に招集したという。
