ホテルの扉事件 | そこはかとなく海外旅行

ホテルの扉事件


そこはかとなく海外旅行青い扉
すんごく素敵なアパートだったんだけど、この青い扉を開けるのに尋常じゃない力がいるのです。

その事件が起きたのは到着した日のことです。
ペットボトルの水がなくなってしまったので、水を買うために外出しました。
すぐ近くに小さなお店があったので簡単に買えてほっこりした気分でアパートに戻ったのです。
そしたら、この青い扉が開かないのです。
本当に開かない。
押しても引いても開かない。
どうやって出入りしたのか疑問に残るぐらいに開かない。
そういえば、アパートに連れてきてくれたおねぇちゃんが「扉は重いからね」って
忠告してくれてたことをふと思い出しました。
『重いって言っても限度っちゅうものがあるやろ・・・』と思いながらも
さらに全力で押したり引いたりします。
格闘すること数分。
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限界を感じました。
こんなことで呼び出してごめんなさいと思いながらも
諦めて電話で助けを呼ぶことにしました。
『この旅行のために携帯を海外対応のものにしていて本当によかった』と感じながら
booking.comの予約のコピーに載っていた番号にドキドキしながら℡しました。
だけど、繋がりません!!
絶望を感じました。
もう夜です。
鍵はあるのに部屋に入れません。
ピンチです!
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最初に行ったB&Bに行くことにしました。
幸いにもB%Bには人がいたので、無事に助けを求めることができましたが
係りの人曰く、B&Bには常に人がいるわけではなく
もしかしたら誰にも会えなかったかもしれないとのことでした。
ちなみに電話が繋がらなかったので番号が合っているのか聞いてみると
連絡先はこの番号ではないそうです。
アパートに最初に連れて来てもらった時に部屋の扉に注意事項の書いた紙を貼ってもらっていて
その紙に書いてある番号が連絡先なのだそうです。
あ、危なかった・・・
もしB&Bで人がいなかったらと考えると泣きそうです。
しかも、B&Bに着いた時は係りの人はもう帰る寸前って感じでした。

最初に案内してくれたおねぇちゃんと車に乗ってアパートに戻りました。
おねぇちゃんは親切に青い扉の開け方を教えてくれました。
「鍵を入れて右に回した状態をキープしたまま引く」
これが開け方です。
やることはわかるんだけど、この「引く」ってのができない。
片手は鍵をキープしとかないといけないから
片手だけで引かないといけないのも、ツライ。
正確には「引けるけど、重すぎて私の力では開かない」のです。
何度も何度も練習したら一応は開けられるようになったのですが
このままここにいられるかとっても不安になったので
B&Bに空き部屋がないか聞いてみたけど、残念ながら満室。
ってことで不安いっぱいの中、おねぇちゃんにお礼を言ってアパートの部屋に戻ったのでした。