少し前 | 日日是好日

日日是好日

毎日を、「いい日」にしたい。

新しい年。

怒涛の勢いで家の大掃除して、てんぷらを揚げててんぷら入り年越しそばをつくって食べ(本当においしかった!)、ガキ使の笑ってはいけない新聞社をみて

するりと、新年。

特になんの感慨もなくて、季節感の薄れっぷりに危機感。

イトイさんは年末に黒豆を煮て、年の瀬を感じることにしているらしく、今年の年末は真似したいなと少し本気で思いました。

364日後の自分、覚えていてください。


でも大掃除だけは、かなり必死にやりました。

年が明けたらきっとやる気なくすなと予感して(そしてそれは現実になりました)。

掃除が苦手な家族なので、私が大声で呼びかけて参加を半分強制。。

家を出るつもりでいるから、恩返しというか、飛ぶ鳥あとを濁さず的心境というか、とにかくなにもかもをすっきりさせたくなったのでした。


少しさかのぼり、クリスマス前の1日。

父の付き添いでクリスマス会に行きました。

父には何も言えなかったけど、私はなんどか泣きそうになりました。

まず、父に「付き添う」ということ。

父は難病で、目が少しずつ見えなくなっていっています。

だから、人ごみにでると人にぶつかってしまう。
小さな子どもだと余計ぶつかりやすい。

実際はかなり辛いです。
そういう様子を目の当たりにするのは。

都心に一緒に行って、それをまざまざと感じて、なのに全然平気なふりをしているうちに、泣きそう指数があがり

さらにその会であがり続けました。

車いすを使っている人や、その他様々な障害を持つ人とそうでない人が一緒に楽しもうという趣旨の会で

うまく言えないけど前向きなパワーに満ちていました。

障害を持つ人ががんばらなきゃいけないとは思わないし、そういうことじゃなくて

ただ、そのときその場所を楽しもうとみんなが思っていたんだと思います。

形に残るようなチャレンジをしてる人も、日々を平和に過ごしてる人も関係なくみんなが楽しそうでした。

障害のある人、というのは自分と少し離れた場所にいるような気がしていたけど

父の障害を通して、認識が変わりつつあります。


人生、いろいろある

という言葉の入り口を見てる。

いろいろ いろいろ いろいろ あるんだろうなって気がする。

とにかく前向きに。
願いはそれだけです。

あ、今年の目標もそれにしよう。


最後に、もし人にぶつかってしまう人を見ても、怒らないでください。

全くもってわざとでは、ないのです。