人身事故で電車にかんづめ。
私のように田舎に住む人は、帰るのに使える電車はひとつしかない。
これが止まったら動くまで待つ。以上、それだけ。
振り替え輸送というあれは都会人のためのものなのだ。。
明日仕事がなかったこと(やることは本当はたくさんある)と、読むものを持ってたこと(エッセイだから読み終わらないようゆっくり読まなくちゃ)に感謝するしかない。。
死がすぐ近くに感じる出来事。
やっぱりやりきれない。
他のやり方ではなく列車を選んだのには何か理由があるのかな。。
こんなに凄絶な、虚しい死に方は他にあまりない。。
「申し訳ありません」と駅員さんに言わせて消えていく人生。
ちょっとぞっとするような虚しさがある。
ブレーメンの音楽隊を切り絵にした柄のついたコップをひとつ。
キッチン用のタオルを二枚。
いるようないらないような、でもやっぱりいるようなもの。
そういうものがほしくなったときは、一晩考える。
今回は考えたけどやっぱりほしかったから買ってしまいました。
切り絵風、というものに弱い。
シルエットになると何もかもすてきに見えるのはなんでだろ。
特にいいと思うのは、薄暗くなったころに見える木の枝や葉。
郊外を走る電車から見える広々とした景色と、色を奪われた木々。
そんな光景なら多分飽きない。
闇よりも黒い枝や葉っぱは輪郭を切り取られていて、そのまま景色からはがれてしまいそう。
そういうのはなぜか目が離せない。
きれいだと見入ってしまう。
ブレーメンの話は忘れてしまったけど、ピンク色の「切り絵」がきれい。
就職決めて、一人暮らしするときに持ってく! という意気込み表明みたいな買い物です。
もしかしたら思い出深い品物になるかも。
こんなに早く見つかるとは思ってなかったけどまぁいいや。
久しぶりに一目惚れしたから。
ベージュをベースカラーにして、カーテンやベッドカバーの大きいものの色を統一すれば、小物に多少統一感がなくてもまとまる はず。
食器は白。お気に入りだけ色柄可。
座布団はちょっとかわいい色でもいい。
具体的には何も決まってない自分の城なのに妄想だけはたくましい。
その中でも絶対ほしいのは木のスプーン。
前に外食先で出会い、そのとき決めました。
鉄の極端な熱さや冷たさがなくて、さりげない。
飾りもなくて嫌みがなくていいなーと気に入りました。
大橋歩さんの本を読んで、すてきな暮らしをしてる人はそれだけの努力をしてるって知りました。
気に入るものが見つかるまで、執念で探す。
見つかれば手入れをして大事に使う。
部屋が散らかってるなんてありえない。
出したら片付ける。
まめに掃除する。
それができて初めてインテリアという言葉を使えるような気がした。
誰もが掃除しなくてはと思わされる本でした。。
あるんだかないんだかわからないこの場所の文章、電車の時間に比例して長くなる。
日付変わってからもしばらく降りられないそうです。
うーん 難儀。
眠いやねー。