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日日是好日

毎日を、「いい日」にしたい。

いまごろラーメンズは下北にいるのだな。。

Twinkle Nightというイベントをやってる。

横目で見ながら素通りするかんじでチケット取らなかったけど、よかったのかどうか。
まあいいか。

でも、けっこうなじみのあるあの街で、あの場所で、ラーメンズと仲間たちがはしゃいでると思うとなんだか・・!

次号の「演劇ぶっく」の表紙が小林賢太郎だという話。

わーお。賢太郎わーお。

立ち読みしよっ。


異文化の人々を案内するのが仕事のわたしは今日も異文化コミュニケーション。

英語を少しずつ思い出す。
頭の中である程度組み立ててから言えるように、リハビリ中です。

でもほんと、人は文化につくられるんだなと思う。

個人差はもちろんあるけど、やっぱりお国柄というのはたしかにある。

表情さえ、ちがったりする。

おもしろい。

だって、わたしはアメリカにうまれていたらアメリカ人だったわけで
中国なら中国人。

江戸時代だったらどんなかっこうをしてどんなことを考えていたんだろう。

時代や文化の色に、わたしたちは染まっている。

人間が文化をつくってるのか、文化が人間をつくってるのか
わからなくなります。

その「変なかんじ」が案外好きで、考えつづけてみたりする。


司馬遼太郎さんの本を、読みふけっています。

彼の描く沖田総司という人は、知れば知るほど不思議な人で
新撰組の中で、わたしはいちばん会ってみたいと思う。

透き通るような心を持った人、だったそうです。

病気をして25歳で亡くなった天才剣士。

生死のことにわずらわされる心を置き忘れたまま大きくなったような、変わった人だったらしい。

人が「透明」であることに、はっとしてしまう。
難しいこと、希有なことだからこそ、そういう人に出会うとはっとする。

無条件に反応してしまいます。

本の中で出会いました。

彼の持っていた刀は、名刀中の名刀で
今、東京の神社にあるはずだと書かれていました。

沖田さんは死んじゃった。
でも、刀は生き続ける。

いつか、見てみたい。

でも本当に、自分と同じ年くらいの男の子が人を斬っていたと思うと
「時代」の重さを感じます。

だって今同じことしたらつまかるもの。

時代がそれを許す。時代がそれを許さない。

時代って一体なんなんだろう。


今日仕事場にお飾りが設置されました。

一年が、おわる。
いや、はじまるのかな。

大きな波の中で、ちっぽけなわたしは来年も、神社に行って手を合わせる。

平成という時代の中の、一こま。

さー ねよー。