典型的なかかあ天下なおばあちゃんにやられて、無口だったおじいちゃん。
そのおばあちゃんがぱたりと死んでしまってから、変な話おじいちゃんはよくしゃべるようになった。
よろしくお願いします、がくちぐせの、腰が低いおじいちゃん。
おばあちゃんが弱ってしまってから、ふたりはいわゆる老人ホームというところにひっこした。
今も、世の中には暗いイメージがあると思う。
私もよく知らなかった。
介護問題とか、どうすれば一番いいとかよくわかんないけど、おじいちゃんがいるところはあたたかくて、おじいちゃんらしい毎日を送っています。
それで、お隣には同い年のおばあちゃんが住んでる。
よく一緒にお茶を飲んだり、プレゼントを贈り合ったりしてるらしい。
こないだそのおばあちゃんがけがをしてしまって、お見舞いにも何回か行ったらしい。
元気になったからふたりでお祝いしようっていうことになったんだってさ。
おすしとケーキで。
その話をきいて、あーいい友達がいるんだなあ。
と思ったんだけど、ふと なんかそれってもしかして彼女?
とか思って母にきいてみた。
「そうでしょ」
だって。
えええええええ。
そっか。。
先超された。。
複雑。
まあ真偽はわからないけど、幸せそうなのでいいです。
それがいちばんです。
なんにもそんな話してないのに、
「みんな、現実とたたかいながら生きています。」
という手紙をくれたおじいちゃん。
秘密だけど私は泣きそうになりました。
無理なのはわかってるけど、このままずーっとみんな元気で暮らしていけたらいいのに。
とか思う。
日日是好日。
毎日本気で生きなきゃね。