〇もし考えていたことが実現したら、あなたは何を感じるかをイメージしよう。頭の中で目的が達成されるスライドを何回か再生し、その後で、スライド全体から一つにまとめられた複製であるフレームを取り出してみよう。例えば、あなたは喜びに浸りながら、契約書にサインしている。または、試験がうまくいって、先生があなたと握手している。または、一等でゴールし、胸でテープを切ろうとしている。このようなフレームは、ちょっと開いた小窓にはめ込むためのものである。フレームには、「勝利」「やった」「できた」、またはあなたが気に入った一言で表題をつけてもいい。そういう表題は支えとなってフレームを呼びだしてくれる。
小窓が開いている機会をとらえる事は難しい。なぜなら、それを行うのはあなたの理性だからである。たとえまどろんでいるといっても、つまりそれは目を覚ますことに他ならないし、そうすれば小窓はすぐにパタンと閉じられてしまう。新しいことに慣れるには時間が必要である。そして、確固たる意図と忍耐が必要なのである。最初は、理性の助けを借りて、出来事が現実化されたときに体験するであろう感覚についてのフレームを創る。理性にはフレーム作りに積極的に参加してもらう。その後、小窓が開いている瞬間を捉えることはさておいて、全体をまとめ合わせた感覚がどこにあるのかハッキリさせるため、そのフレームを再生してみよう。一つにまとめられた感覚とそれを呼び出すための引き金となるキーワードを作る。ここまで準備してから、小窓が開いた瞬間をとらえて、そこにフレームをはめ込む。
まどろんでいた理性が、自分がうとうとしていたことに突如気づき完全に覚醒する前に、フレームを小窓にはめ込むと言いうことが、あなたに起こるはずである。これで、内なるモノローグが停止しているときに魂の意図が作用することになる。
うまくいかなくても、何度も試して見ることで次第に習慣となり、あなたの理性は小窓にフレームをはめ込むことを機械的に行うようになる。フレームの意味は、理性が覚醒する前に自動的にフレームを活性化させるという点にある。
しかしながら、もしフレーム技法を実践することがとても難しいと思っても、がっかりしないでいただきたい。そして、このやり方はわきに置いて置く。単に一つの情報として、フレーム技法を紹介しただけのことである。もし試してもすぐにはうまくいかないのなら、それはあなたに必要ないという事である。いつものスライドを利用し、プロセスの視覚化を実践するばよい。
いずれにせよ、開いた窓に注目する事を習慣づけるのは、とても有益なことである。もしあなたが小窓の開いている瞬間をとらえる方法を会得すると、直感的閃きはもっと頻繁に訪れることになる。
