〇あなたは自分の履いている靴の紐を引っ張って自分の体を持ち上げることはできない、フォースはそれをすることができない。しかし、パワーはそうできるというよりも常にそうしている。人間は、自分の目に見える「フォース」によって生かされていると思いこんでいるが、実際には目に見えない根源的な「パワー」によって治められている。そのうえ、人間はそのパワーを全くコントロールする事はできない。パワーは努力を必要としないからこそ、その姿は見えなくて、その存在も疑われることはない。フォースは感覚を通して体感する。しかし、パワーは内なる気づきを通してのみ、認識できる。人間の意識は途方もなくパワフルなアトラクターのエネルギーパターンによって、今のように固定された状況になっている。
それは、自分で無意識のうちに、そう言ったエネルギーを引き寄せているからである。人間は一瞬一瞬の進化の階段に止められては、フォースのエネルギーによって抑えられ、また、パワーのエネルギーによって、駆り立てられてきたのである。
個人とは、意識の海に浮いている一つのコルクによく似たものである。どこにいるかわからないし、どこから来たのかも、どこへ行くのかもわからず、そして、その理由は何なのか知らずにいるのである。人間は限りない質問だらけの中でうろちょろしていて、世紀から世紀にかけて同じ疑問を繰り返しているのである。よほどの意識の飛躍がない限り、私たちはそれを繰り返し続ける。
突然に理解力や意味合いが拡大する前兆として、内なる喜びや解放感、そして、畏敬の念などを体験することがある。そのような体験をした人たち全員が、宇宙は彼らに貴重な贈り物を与えてくれた、とその後感じるようである。事実は努力によって形になるが、真実は何の努力もなしに現れる。
