〇「今の境遇は、いったいどのようにして創られたのだろうか」「見えざる無限のエネルギーとつながるには、どのようにしたらよいだろうか」この二つの疑問を何度も繰り返していると、自然に答えが生まれてくるようになる。やがてあなたは、自分の人生が自分自身によって創り出されたものであることに気付くだろう。あなたは無意識のうちに今の境遇を引き寄せている。
不満や物足りないと思う気持ち、独りよがりな考えや権威志向、病気、罪悪感など、あらゆるものが宇宙のエネルギーから引き出されて、現実となったのである。こんな不満たらたらの人生と手を切りたければ、「自分には幸運を引き寄せ、願望を実現する力がある」ことを意識しながら、これまでとは違う新たなイメージを心に思い描くようにすればよい。
〇「人生には不可能なこともある」という考えの裏に、「自分には限界がある」という思い込みがないかどうか、よく考えてみよう。あなたは、無限のエネルギーから生まれた存在であり、あなたの意識には限界も境界もなく、形もない。
宇宙の生命エネルギーに限界があると思い込んではならない。うまくいかないと感じたときは、あなたの思いやイメージに問題がある。無限のエネルギーを上手に実体化させられないだけである。まず、自分の心の中に素晴らしい世界を思い描き、あなたも必ず到達できるのだと確信すること。次に自分の中の無限のパワーに目覚めることだ。自分の心の中で願望をハッキリと思い描くことができれば、それは必ず現実化する。
ここであなたの幼いころを思い出してほしい。ハイハイから独り歩きができるようになる。そして木に登ったり、泳いだり…やりたいと思ったことは、何度転んだり溺れそうになったりしても,必ずチャレンジし続けてきた。自分には出来ないのではないかなどとは疑わず、ただ夢中やっただけである。自分の限界なども何も考えなかったからできたのだ。ところが成長するにつれ「限界」を信じている周囲の人々から「それは君には無理だ」「お父さんもそういったことはできなかった」などと言われて、だんだん自分で自分の「限界」作ってしまったのだ。もう一時、子供のころの心に戻ろう。限界意識を捨てることが奇跡への近道だ。そして自分の「思い」こそが、現実の人生を作っている。
〇イメージを思い描くときには、はじめと終わり、スタートとゴールをそこに描きこむことが大切である。あなたの「思い」がスタートであり、それが形を生み出した状態がゴールだという具体的なイメージを思い描くのである。
あなたの「思い」は、宇宙の時空の中に形を生み出そうとする。想像を起点にして、形ある物質というゴールに向けて、徐々に具体化していく。宇宙の生命エネルギーに求めているものを伝えるときには、それが叶うまでの道筋は考えないようにする。
眠る前に、自分がなりたいと思うもののイメージを心に浮かべる練習をするとよい。この練習が少し身についてきたら、あなたが望んでいる自分のイメージを心に浮かべる練習をしてみよう。そして、そのイメージをしっかり心に刻み付けることだ。あとは、ひたすらエネルギーを信じて待ち続ければよい。あまり細部にまでこだわる必要はない。


