〇転生先の体が特別な方法で特別な姿勢を養い、また特別な教訓を学ぶなどして、魂の進化に貢献する。母親、戦士、娘、あるいは牧師としての人生。愛、攻撃されやすさ、恐れ、喪失、そしてやさしさの体験。怒り、反抗、虚しさ、および嫉妬などとの苦闘。これらのすべてが、魂の進化を助長する。

 転生先の肉体の持つ特徴のすべてが、魂の目的と完ぺきに合致している。たとえそれが強い腕力であれ、弱い腕力であれ、高い知性であれ、低い知性であれ、明るい気質であれ、暗い気質であれ、黄色い皮膚であれ、黒い皮膚であれ…とにかく、どんな特徴であってもである。

〇魂の観点からすると、それぞれが体験する人生はすべてが同時に存在する。言い換えるなら魂が創造するいくつもの人生のすべてが、一度に存在するのである。よって一つの人生の中でネガティブな特徴が排除されたとしたら、その好影響は、その人生のみならず、魂が体験している、ほかのあらゆる人生にも及ぶことになる。魂は時間による制限を受けないため、それぞれの人生が恐れや疑いの流れを放出すると、その好影響は輪廻転生の体の未来のみならず、過去にまでも及ぶことになる。

〇意識とその肉体は、魂の疑似的な現れである。意識と肉体は機能を果たし続け、やがてその生涯を終えることになる。それはいうなれば、魂が体験している一つの人生の終わりであり、その時魂は、その人生を生きてきた意識と肉体を放棄する。その時点で終わりを迎えるのである。しかし、魂は終わらない。一つの人生が終わると、魂は本質である不滅で時間のない状態に戻っていく。そうやって、思いやりと明晰さ、それして際限のないアイデア触れた自然な状態へと戻るのである。