とってもとってもお久しぶりにチケットが取れて(しかも2枚!)、雪組公演に先日行ってきました!

今回はずっと「宝塚、観てみたいな」と言っていた方をお誘いして、いざ劇場へ。


入り口に入った途端、「え〜!すごいシャンデリア!」と、光の花束を写真におさめ、プログラムを購入しオペラグラスの貸し出しを受ける。公演デザートで小腹を満たし、約30分前に着席。そこで人の少なさにビックリする。劇場に何度もきてると、いろんなことに慣れて、開演5分まえくらいまで着席しないですねと伝えると「映画館と一緒…!」と反応。プログラムを開いて、写真を見ながら「顔、小さい!」。8倍のオペラグラスにビックリし、オープニング直前の舞台を写真撮影。


宝塚初観劇の人がやるであろうほぼ全ての反応を見事にやっている、微笑ましい光景でした爆笑


シャーロック・ホームズはそんなに詳しくないのですが、アーサー・コナン・ドイルの現実とシャーロック・ホームズの世界が融合して、テンポよく進んでいく物語。前情報全くなしで挑みましたが楽しめました。


ラストステージとなる和希さんを拝めたのも良かったです。和希さんのお衣装、どれもとってもお似合いでした。声も役作りも良いよなぁ…退団が本当に惜しまれるジェンヌさんですね。


夢白さんは正直なところ組み替え前の記憶しかなかったのですが、今回たくさん歌声を聴いて、歌声が好きなタイプの娘役さんと気づきました。地声と裏声を切り替えて歌う、こういう感じの歌い方、好き…


そしてそして、この方どなたかしら〜?と気になったのは、シティーハンターの新公ヒロイン姿をLIVE配信で見ていた華純沙那さんでした。ますます可愛らしくなっていました。


もうひとり気になったのは、雑誌売りの少年!お初にお目にかかりました愛羽あやねさん。その昔、子役を演っていた天寿さんの姿を思い出し…なんてかわいい少年でしょう!と思ったのでした。


ショーは、彩風さんが吊りもので登場して、ザ・野口先生笑。ぶれないところがいいですね。和希さんのところの歌詞も素敵。


中詰はめっちゃくちゃ久しぶりの客席降り!予習していかなかったので、振りにはついていけず、手拍子だけになっちゃいましたが、通路から3番目だったのでバッチリ愛すみれさんから目線を頂き、きゅーんピンクハートとなりました。


前半にあった、椅子を使ったダンスがラインダンスっぽくて、これが今回のラインダンスなのかな?と思っていたら、後半に鏡と盆を使って雪の結晶を描くようなダンス、からのラインダンスでした。これが斬新な感じ。


私が雪組さんを観るとなれば、大注目の有栖妃華さんですが、今回はまさかの全然発見できず…。きっとショーで歌い手さんとして大活躍しているだろうと思っていたのですが、「ここのどこかにいそう」と思っても声とお顔が発見できず。でもプログラムを見返すと、やっぱり思っていたところで歌っていました笑。次に雪組さんに行く時にはちゃんとオペラグラスで追っかけて、しっかり応援します!


ご一緒した方は「朝美さんが素敵おねがい」と、これまたてっぱんの反応。お芝居に比べて、ショーの方がイメージしていた宝塚の世界に近かったとのこと。やっぱり銀橋での歌い継ぎとか、客席降り、大階段と羽の組み合わせは世間一般が思っている「ザ・宝塚」なんですね。楽しんでいただけたようでよかったです。


ここ数ヶ月は悲しいニュースで、ちょっと宝塚が遠い存在みたいになって、私は一体どんな気持ちで宝塚を観るんだろうかと思っていたけれど、劇場に足を運んで、舞台に立っているジェンヌさんたちの姿をみて、お決まりのように華やかなオープニング、ワクワクする中詰、大階段に大きな羽、ここで入るよねってところで手拍子や拍手が当たり前のように入って、劇場のみんなが一体化するのを感じると、そこにはやっぱり私の「好き」がいっぱい詰まった世界がありました。


たくさんの悲しみやいろいろな想いと共に舞台に立っているジェンヌさんも少なからずいたはず。まだまだ心配は尽きませんが、出演者もスタッフさんも客席も、心から笑顔で舞台を楽しめる状況が、そう遠くない未来にやってくることを願うばかりです。