《第1話》

今まで何かを本気で打ち込んだことって
あんまりなくて

学生時代とか特にそうで

全部そこそこに
ほどほどに中途半端だった。

部活もしてなかったし

がむしゃらに恥かきべそかきしたのは恋愛くらいで笑

与えられた課題とか
受験とか就活とか

そんなものはとりあえず
できる範囲で、こなしてはいたけど
すべては怒られないように
文句言われなくてすむように
恥かかずにすむように
そんなものがモチベーションで

だから当たり前のように勉強したし

進学校通って大学行って

そこそこに優秀な成績で
やること(主に学業や家のこと)やっとけば
誰も文句ないでしょ?
みたいな妙に冷めた目線を持ちながら

キラキラした何かにずっと憧れてて

でもそれがなんなのか的外れで
目の前の現実に
必死でしがみついてた。

だから自分を愛すると決めたときに

いろんなことに気づいたし
自分の本望や自分が本当に好きなことに
出会えたたわけだけど

自分から何かに向かって
全力でやるって経験がなかったから

すごくこわい。

私が本気出せば
なんでもできる!!

ってみなぎる自信がなぞにあるから余計ね。

こんな自信満々なのに
全力出し切って
大したことなかったら

私ってやっぱりなーんもない
大したことないしょーもないやつって
証明されてしまいそうで

それはとてもとても傷ついて
しまうんじゃないかと

だからなにか言い訳できるように
余力を残したり
わざと全力出さないなんてことがあったりもした

そんな恐怖が
まだ今も
心の底にうっすら積もってる。

けど、そんな恐怖は
本当に幻想でしかなくて

人の評価で自分の成果が
左右されると思っていた頃の

思い癖であって

今私がやろうとしてることは

私が私を喜ばすこと

それに全力を出せばいい話だし

例え私の思い描く喜びのシナリオにならなくても

それ予想外のおもしろい展開がやってきたぞ!!って
自分のがんばりを労った上で、おもしろがってあげられる土台は4年間かけてつくってきた

あとは、安心してやってみるだけで
いいのだよ。

そう、やってみよう。
やりたいこと全部ね。

恐怖の先の景色を自分に
教えてあげたいんだ。

みたい景色がまだまだあるから。