昨日、今日と二回公演ずつ終了。


貨物列車は沢山の車輌を牽引している為に急には止まれない。色々な物が繋がっているので急には変わらないのだ。


舞台も1人の思惑では何も出来ない。それぞれのオーラ、エネルギー、考え、想いを作品の中に反映させ、そしてそのエネルギーが化学反応を起こす。連鎖反応はプラスにもマイナスにも起きる。時にはそれが効果的であり、時にはそれがもう1つな時もある。でもそれがあって「舞台が生きている」んだ。そして市村正親氏のミスサイゴンの時の言葉を借りると「それぞれが一生懸命プロフェッショナルとしてそれぞれの分野でベストを尽くしている」のだ。


結果、それにひたすら没頭し、情熱を持って作るのが一番、いいものを産み出す可能性を高くするんだ。


舞台は子供を育てるようなものであるのではないか。全てが自分の思い通りにはならない。しかし注がれた情熱と愛はそこにしっかりと反映され、羽ばたいていく。


明日は指導の仕事で富山、レミゼ復帰は火曜日。