連日の舞台稽古、舞台稽古&プレビュー公演、そして本公演。大抵初日前後は張り詰めた緊張感と疲労蓄積でヘロヘロになるものですが、実際作品に対するエネルギー、情熱と言うものが我々のスピリットを押し上げてくれるものです。実際今回は初日終わってもそのままガンガン行けます。とは言えどもこの演目の1日2回公演はなかなかシビアです笑
昨日の一回目、ドラマの密度が増していい感じ。テンポが毎日かなり変化してるからまだタイミングが取りにくい所があったり、少しのズレが舞台とピットで色々な連鎖反応を起こす所もあり、まだ落ち着くまで少し掛かるかな。でもこの一瞬触発な状態がいい緊張感を作る所もある。
そして二回目も終了。もっとも効率のよい状態をキープしても身体を削るね!本番のテンションてのはそういうもんさ。役者の声が少し裏返ろうが、奏者が外そうが、オレ達はそこにある空気を掴みに行かなければならないものさ。それがナマ。それが生命。だからそこに我らは演者生命を懸けるのさ。
舞台芸術、ミュージカルは、照明、装置、道具とかがあり、全体の情景を作る。そこに演出、役者、音楽のライブアクションが入る。その三者の化学反応、せめぎ合い、調和が舞台に流れるエネルギーからエスプリを醸し出すのだが、綱引きの中でどれか1つの意向が強引に作用するとバランスが崩れる。しかし、バランスを崩す事を恐れていても化学反応は起きない。即興性は、思い付きの原石の輝きだけでは不十分。衝動に惑わされずに、そのアイデアを瞬時に凝縮させて発するのが全体の舞台を高めるインプロヴィゼーションだと思う。
今はここまでしっかり造ってきた骨組みをベースに、化学反応が起き始めている。有機的要素が絡んだときは芝居の推進力が増す。これからどんどん自然に育っていくと思うので楽しみ。
今日はめぐろパーシモンの千穐楽だが、こちらはもう1人のラッパが演奏、殿軍を務めます。オレは富山、長崎、福岡に寄ってから一足先にみんなを広島で待ってます。
昨日の一回目、ドラマの密度が増していい感じ。テンポが毎日かなり変化してるからまだタイミングが取りにくい所があったり、少しのズレが舞台とピットで色々な連鎖反応を起こす所もあり、まだ落ち着くまで少し掛かるかな。でもこの一瞬触発な状態がいい緊張感を作る所もある。
そして二回目も終了。もっとも効率のよい状態をキープしても身体を削るね!本番のテンションてのはそういうもんさ。役者の声が少し裏返ろうが、奏者が外そうが、オレ達はそこにある空気を掴みに行かなければならないものさ。それがナマ。それが生命。だからそこに我らは演者生命を懸けるのさ。
舞台芸術、ミュージカルは、照明、装置、道具とかがあり、全体の情景を作る。そこに演出、役者、音楽のライブアクションが入る。その三者の化学反応、せめぎ合い、調和が舞台に流れるエネルギーからエスプリを醸し出すのだが、綱引きの中でどれか1つの意向が強引に作用するとバランスが崩れる。しかし、バランスを崩す事を恐れていても化学反応は起きない。即興性は、思い付きの原石の輝きだけでは不十分。衝動に惑わされずに、そのアイデアを瞬時に凝縮させて発するのが全体の舞台を高めるインプロヴィゼーションだと思う。
今はここまでしっかり造ってきた骨組みをベースに、化学反応が起き始めている。有機的要素が絡んだときは芝居の推進力が増す。これからどんどん自然に育っていくと思うので楽しみ。
今日はめぐろパーシモンの千穐楽だが、こちらはもう1人のラッパが演奏、殿軍を務めます。オレは富山、長崎、福岡に寄ってから一足先にみんなを広島で待ってます。