関西人が上京して何が起きるか情報が少ないからもう少し書いていきたい
ちな筆者は関西23年、関東11年の居住歴がある。
正直関西に出戻るかちょい悩む。
関西成分が欲しい
ざっくばらんに書く
上京して思ったのは、言語の差なんて全く障害にならないということ。
どでかい障害となるのが、お互いの文化を鬱陶しく感じ、ほぼほぼ下に見てしまうことだ。
関西人は関東の禁忌を平気で犯すし、逆も同じ。
全くもって相容れないのである。
村に移住した人の話でそういう話よく聞くよね?
郷に入れば郷に従えみたいな苦労話。
衝突して当たり前なんよ
なまじ大都市の大阪、東京はさ、
それだけ大人数がその文化に寄り添って生きてるわけやん
絶対的な自信があるわけ。
「地元ではみんな(何千万人)がこうするで。」
って思うんよな
ワイは変じゃない。変なのは〇〇人やと
お互いの文化が尊重できればよかった。
残念なことに関西と関東の人間性は、お互いの心を踏みにじる場合がめっちゃ多い。
異文化同士は常にそうなのかもしれないけど。
ここまで書いてなんやけど、この記事は文化の違いを認識しいいとこ取りする上手な生き方の指南や、
根源的に宗教戦争って無くならないよねとか大それた民俗学について書きたいわけじゃない。
関東人って、、、? なんでこんなにう○ちなの?
というエピソードをただひたすら吐き出したかったのである。
それではスタート笑
1 自虐ネタは普通に痛い人になる
これは筆者がまず最初にハマったトラップである。
結構ハマる人いると思う。
なぜなら自虐ネタは、自分以外誰も傷つけないし、いじってもいいという合図。
面白いことが思い浮かばない時、私を使ってくださいと言わんばかり。
なんなら謙虚な人間ほど行いがちである。
会社に入社して、自己紹介する機会があったとしよう。
「奈良から鹿で来ました」
関西では大ウケであろう。
友達の輪は急速に広がり異性からはモテモテ、高感度爆増待った無しである。
「ちょっとおつかい行ってきて、鹿で。」と上司にもいじられ、居心地のいいオフィスライフが始まるであろう。
おつかいから帰ってきて、「ちょっと!ちゃんと鹿で行ったの!?」と怒られても、
「今日呼んだ鹿ICOCAダメみたいで〜」と訳のわからない発言を会社ですることができ、ストレスもオールフリー状態。
これを関東でやると、7割は黙っていて、1割は作り笑いをし、2割はフォローを入れてくる。
世の中悪い人ばっかりじゃない。ちゃんと関西出身であれば、対応しようとする人もいるのだ。
おそらくこういう思考回路
7割 引いてるorなぜ?で頭がいっぱい
1割 関西人だから面白いこと言った。笑わなきゃ。
2割 このままだとこの人いじめられる。阻止しよう。
そう、変な人はそれ相応の扱いを受ける。いじめに発展するのだ。
この反応に関西人もびっくりして舌を巻くことだろう。
多様なボケから起きる円滑なコミュニケーションの経験は間違いなく関西の方が数段上。
如何様にも料理できるハズ・・なぜ?と疑念が止まない。
期待したとしても、変なことしてるなで思考停止している関東人の思考がそれ以上進むことはない。
むしろ見限る方向に舵を切る。つまり無視や攻撃だ。
なぜ?となっている人間も入れたのには理由がある。
なぜ派ものちのちネガティブな思考になる人が多いからだ。
でもね。世の中捨てたもんじゃない
一部の人類は友好的で平和的なのだ。
行動として表に出すのは勇気がいるよね。
実際には3割を超える人類は、変な人に対しても優しくありたいと思っているのだ。
でもね、、、、いじって欲しいんだよ笑
(関東人)「私馬に乗ったことはあるけど、鹿ってどんな感じなの?」
惜しい。マジレス型のツッコミと遜色ない。
あとは言い方と表情だけさ。関東人さんや
2 身体的な短所がネタにならない
ワイが上京して何年か経った時、身も蓋もないが20kgくらい太った。
肉体労働止めてデスクワークになったせいだけど
この状態で久々に人と会った時の関西と関東の反応を紹介する
関西編
(出会い頭)「おいデブ!久しぶりやな!!」
これが大正解である。
どうせデブった事とその言い訳するやろな。しょうもない。先にデブって罵っとくか。
このような思考回路である。
「おめぇは心がデブだよ!ハンバーグ食いにいこうぜ!」
「やめとけ!デブ!!」
会話は弾んでいく。どこまでも
関東編
「・・・。あ、お久しぶりです。」
2点です。この受け答え。
双方にフラストレーションが溜まってしまったことがわからないのか。
デブだなと言えないお前。デブったのにネタにされないワタシ。
二人ともスリップ事故だよ
接触すらしてない。とても残念な事故さ
3 関西コミュニケーションが裏目に出る
煽り系やウザい自慢も全く通じない。普通に嫌な人になってしまう。
「この服いいやろ。ブランドやで」
今回はこの会話での分岐ルートを見ていく
関西人
「ダサ!いくらなん!?」
これは関西人でも言い過ぎである。
・・が!こう受け答えできる。
「え・・ヤバイで?お前。1つは持っとけよ」(謎のヤバイ認定を開始)
「お前エビちゃんとか全ての雑誌モデルを否定するんやな」(突然ビッグネーム出す)
これで立場はイーブン。
相手も思う事を言うのでストレス発散が出来てはいる状態。
「めっちゃええやん!いくらなん!?どこで買うたん!??」
このパターンは普通に自慢がつづく
関東人
「うわー!いいですねぇ」
「私も〇〇持ってるよ〜。○十万の〜。」
違う。違うねん。
同意とかマウント合戦をしたい訳じゃないねん。
イキってるやつみたらしばきたいと思うのが人間であろうよ。
それを会話でやって・・!おねがい!
煽り系も失敗に終わる。というか嫌われる。
「私顔でかいのが悩みなんだよね」
これに対し、
「うーん。足も短いしなぁ」
と煽った時の分岐を見ていく
関西人
「ホンマにそう。ってやかましいわ〜!」
ドッと笑いが起きるでしょう。
感情を爆発させてやかましいと言えるこの環境
とても好きです。
関東人
「・・・・・ハ?・・・用事思い出したから帰るね」
まさかの解散。試合終了。
ホームグランドが関西なら、アイツノリ悪いわ。いじったら逆ギレしてきたし。
ってなってるで
ここからは人間性でなく、人口が多い関東ならではの不満をぐちぐちと書いていこう
1 しょうもない店に大行列
スポットや景勝地も同様。
マジで関西やとさびれて潰れるレベルのお店に大行列がなされること山のごとしである。
おまけにサービス精神なんか欠片もない。
テーブル空いてるのに案内しないとか、水忘れるとか普通にある。
正直並ぶ精神力は微塵もない。空いてる店いく。
2 本当に美味しいものを発掘する作業が困難
先に言った通り大行列が全く当てにならない。
バズったら並ぶ。これが関東の習性であり人口が成せる技。
そして、値段が高い。
開拓費用がバカにならない。
3 GWの道路がマジで死んでる
満員電車がお祭り騒ぎのレベルで混む東京。
マジで2,3倍の人が住んでいる。
考えてみて欲しい。
大阪・京都(都市)、神戸(ベッドタウン)が
東京・横浜(都市)、埼玉、千葉(ベッドタウン)に置き換わるのである。
マジで2倍くらい人も車もある。
高速道路や公共交通機関もかなり充実しているが、一人の事故が致命的になる。
そして、事故は必ずといっていいほど起きる。
都会と田舎の人間の車の運転技量には決定的な差があると思う。
関東の田舎の方、群馬や福島などでは正直あまり運転技術に差は感じない。
都内らへんしか走ってないやつがたまに長距離走ると必ず事故を起こす。
そしてそのスカポンタンのために、高速道路は死ぬほど混雑する。
見た事ない行列がSAには続くし、下道も大混雑で回避も出来ない。
あとは習性の違いだけど、関西だとどっかいくというより地元で済ますことも結構多いと思う。
どうせしょうもないやろ。みたいなね。
関東人は意地の張り合いとうか、映えへの執着が物凄い。
筆者はGWに何の変哲もない海を見にいくためドライブしたことがある
90分あれば着く距離だが、朝出発してついたのはなんと3時ごろである。
しかも着いた海岸は小さく海もそこそこ綺麗なだけ。100人もいれば埋まってしまうビーチだ。
しかし、夕方を過ぎても車は入れ食いのように入ってくる。正直狂ってる。
何時間も渋滞に耐えて見にくる海じゃないし、写真だけ撮りに来たのか?と思う
あほらし。やめよ。このワードはないのか。
円安で海外旅行が減った今、休日の道路状況はすこぶる悪い。
そして、関東人で読んでる人は多分いないと思うが、関西文化のメリットについてあげていく
1 ぶつかりおじさんは存在しない
関東でマジでびっくりして唖然となったことの一つが、このぶつかりおじさんである
関西人からすると へ? って感じだと思うが、
主に電車のホームで女性目掛けて文字通り突進してくるおじさん達である。
は?晒してボコボコやろ。
とか
女も言い返すやろ。大声で。
と思ったあなた。あなたは関西人です。
そう。関西では間違いなく淘汰される。
やられる方も黙ってないし、周りも協力的だ。
多分こうなるであろう。
「ちょっとーー!このジジイ、明らかにわざとぶつかってきたのに謝罪もないねんけどおーーーー!!きっっしょぉお!」
「なんやなんや、本間か。」
と周囲はざわつき、ワラワラと怖いお兄さんが集まることもあるかも知れない。
どっちみち顔は知られるし、話のネタになってしまうので、凄まじいスピードで拡散する。
SNSで拡散するのとは訳が違う。
地元住民に直接恨みを買うのである。
彼らは傍観者ではない。キチガイは成敗という名の下に団結する。
次に電車に乗ったが最後、「あいつやで、ぶつかりおじさん」と多方から言葉を浴びせられ、ほとぼりが冷めるまでろくに電車ものれないであろう。
その状況でまた女性にぶつかろうもんなら、周りの大人は黙っちゃいない。
なにやっとんじゃボケと絡みにいくだろう。
色々罵って2度とすんなカスまでがセットね。
ではなぜ関東でぶつかりおじさんが一定数存在しているというと、やられる側が黙っているのと、周りの男性は見て見ぬフリするからである。
というか一番は、やられる側が声を上げても、それすらイマイチな反応で流してしまう傍観者達にある。
なんやねんその腰抜けの集まり。って思ったあなた。関西人です。
これは文化の違いも大いにあるだろうが、自治性がないことも大きな理由ではないかと考えている。
おそらくこのジジイ達は、都会にしか存在していないと思う。
田舎になればなるほど独自のルールがあり、住民には自治団体としての意識があるからだ。
警察や政治家に頼らず、自分達で何とかする意識と言えばわかりやすいかも知れない。
自分一人でも行動しなきゃ、誰かを頼ってなんかいられない!
こういう人が、大勢いるのである。
結果として軍勢となり強大な力になる。
3日あればぶつかりおじさんは消えるだろう。
そして、関東のメリットも紹介する
1 いい意味で無関心
主に都心。先に述べた通り、いい意味で自治性がない。
結果として充実してくるのが、一人での活動である。
いい意味でほっといてくれる
大阪で一人で出掛けてたら、「アイツ一人やで」と言われかねない時も、特にそのようになじられることはない。
梅田のマックではそのようなことはないだろう。例えば居酒屋だったり、景勝地だったり、一人でいくには少し寂しさを感じるような場所だ。
一人で行ってるとなんか言われそうだな・・と思わない?笑
あなた関西人です。
関東ではあんまりないで。
友達がおっても一人で行く事を選んだりするし。
これは正直ありがたい
11年も住んでるから、まっだまだ書く事はあるのだが、とりあえずおしまい。