インチキファンド | 残留戦線

インチキファンド

ヴェルディのホームゲームが去年26試合なのに対して、今年は17試合である事だ。

ファンドは昨年の、試合開催売上・グッズ販売売上・スクール売上を2年分として2倍した金額がベースとなる。

今年と来年の上記売上高の合計がベースを上回った場合に、配当を出資者は受け取る。

下回った場合には、招待チケットで穴埋めするという。

来年の試合数も分からない状態で、9試合の減益の穴埋めをグッズとスクールの昨年比収益で黒字化となっても不可能。

そもそも、席種も減ってバックスタンドを閉鎖した。

動員数が増える事は、学習塾スポンサーが親子を5000人規模で招待するトーマスデーが増えても厳しいだろう。

トーマスデーのみ、バックスタンド解放をやってもどうなのか……。

昨年の平均観客動員数は、5500程度である。

それを9試合分と、さらに昨年比で今年の1試合当たりの観客減を補えるだろうか?

さらに去年のフッキグッズ完売収益は、今年は無い。

スクール売上高だけが、授業料値上げがあって昨年比での増加が期待出来るくらいだ。

結論付けると、ファンドに出資する位ならばクラブに直接募金した方が良いだろう。

ファンドでは、発行会社に手数料をピンはねされるからである。