アダム・ハラシェヴィチは幼少期に私の精神的なお父さんだったようなピアニストなのですが、
プライベートの彼のことはほとんどわかっていません。
長年連れ添った奥様がいて、
例外的に弟子にしたインゴルフ・ヴンダーさんもわりとまともそうな人なので、
わかりやすく問題のある人では無いのだろうとは考えられます。
ただ、
私は別件でショパン関係のプロピアニストの表向きの顔とプライベートの顔が嘘みたいに全然違うところを目撃してしまっているので、
インタビュー映像で優しそうであろうと、
インタビューでいいこと面白いことを言っていようと、
人間として本当に問題が無いかはわからないな、
何せうちの家族にも受け入れられていたピアニストだから…
なんて考えてしまった。
私の父親は、
歌とギターは下手じゃないです。
家にピアノが無かったし習いもしなかったのでピアノは全く出来ないですが、
上手に弾けるようになりたかったという憧れはあったようです。
なので、
ちょっと個人的には嫌な仮定なのですけれど、
もし私の父がちゃんとピアノをやったりしていたら、
もしかしたらハラシェヴィチと弾き方が似ていたかも知れない。
そんなことを考えました。
ショパンはちょっと子どもっぽいところとか、
生徒に嫌味っぽいことを言うところもあったそうです。
あれだけ万人に響く素晴らしい曲を作れる人ですから絶対悪い人ではないと思いますが、
どこか未発達なところはあったかも知れません。
作曲家もピアニストもこれだけたくさんいる中で、
ただ「すてきだなあ」「すごいなあ」というだけではなく、
なんか我が事のように思い入れてしまう対象には、
必ずはっきりした起因があるのだと思います。
辛いなあ。
泣きたいよ。