●10月29日夜の部
●三吉演芸場
この芝居は多くの劇団で上演される喜劇
特に千穐楽で上演されることが多い芝居
劇団員全員を出演させ
目立たせることが出来る芝居でもござんす
たつみ演劇BOXでも
何度も観た事がRが
ここ数年は観ていねぇ・・・
そしたら
たつみと小龍が演じる役は変わっていたが
ダイヤが演じていた役が変わっていたでござんす
これが
たつみとの丁々発止のやりとりが
漫才を観ているようで面白かったなぁ~
若丸と剛の様に
間がえ~絡みを思い出したでござんす
以前より進化したように感じたのでござんした
それにしても
ゲスト出演の「さくらぎ蝶二」の自由奔放(?)な演技で
さらに盛り上がった舞台でござんした
【あらすじ&情景】
(第1景 大工の棟梁の家)
大工の棟梁の3歳の脳しかない
18歳のアホ息子(夢有蝶:むーちょ)は、
親父の棟梁の権力をバックに
鞍馬天狗に扮しオモチャのピストル振り回して
従業員(愛飢男、花 他)を相手に
パワハラ・・・
の筈が、逆に蹴られ殴られる
そこに帰って来た親父の棟梁(ダイヤ)は
これを見て怒りの座布団攻撃の
パワハラを従業員に
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
従業員の虎の女房(小龍)とその父親(蝶二)が
棟梁の家に逃げ込んで来る
●花道から登場の
ヨイヨイ爺の蝶二に大笑いの客と拍手
聞けば
酒癖の悪い亭主の虎が
父親が娘(虎の女房)と不倫関係になり
「間男」した!
と怒り狂い
出刃包丁で殺す!
と言われ逃げ込んで来た
と言う・・・・・・
●蝶二のオーバーアクションでの演技と台詞に
顔隠して笑ったり、拍手までやっちまう小龍
勿論!客も爆笑
二人を匿う(かくまう)棟梁
そこへ、虎(たつみ)が花道から怒鳴り込んで来る
昼の部と同じ着物じゃねぇか、と言いながら(笑)
●ここから
始まる、たつみワールド全開!
台詞と所作で笑わせまくる
それに応えるダイヤ
ボケとツッコミが(笑)(笑)(笑)の連続
棟梁はオモチャの六連発を虎に渡して
これで、女房と父親を殺せ
と言って出刃包丁を取り上げる
そして二人は出会い茶屋(ラブホテル)に居る
と教える棟梁
虎は大見得切って
二人を殺しに向かう・・・・
(第3景 出会い茶屋の前)
従業員、アホ息子に殺される振りをしろ!
と命令する棟梁
そしたら、労働報酬を要求する従業員
それに応じたモンだから
虎の女房と父親も報酬を要求
さらに
弾切れ(六連発)なのに
七番目の志願者の茶屋の娘(満月)も・・・
かくして
抱腹絶倒の殺戮ショーが始まる・・・
その死に方のオンパレードは
どこぞのセンターか劇場で
実際に観て
笑って笑っておくんなせぃ
内容、結末が分っていても
何度観ても面白ぇ~芝居でござんす