世の中的には、木星が自分の星座(生まれた時に太陽が入っている星座)に来るとその時期は幸運期と言われてますが
鑑定や周囲の生年月日を知っている人を観察している限り、「幸運期」と断言は出来ません
木星は射手座の守護星です
そしてこの木星は拡大、発展、明るさ財運や保護などを表しますが、ある特定の星のところに来る(コンジャンクション)とそれが必ずしもプラスに働くとは限らないからです
占星術は本来10の惑星と12の星座と12のハウスで見ます
自身の出生図とプログレスという大きな流れ、そこに経過(トランジット)の惑星が角度を取るのでそれを読んで行きます
本当はハウスを見ないと厳密に個人を特定して占うことは出来ません
ハウスは生まれた時間が分からないと特定が出来ないので、実際に占う際に時間不明の場合占星術では一旦12時に時間を設定しハウスは見ずに流れを追うことが多いです
※ハウスが不明なので、それが仕事なのか体調なのか結婚なのかハッキリ特定できないのですけどね
その流れは、太陽に対して木星意外の惑星がどうなっているかも関わるため、木星が来たからと言って必ずしも幸運とはなりません
もう少し単純な見方をするとしても、出生太陽とトランジットになると、太陽は社会運の方が強く出ます(結婚も太陽でも見ます、社会的な事でもあるので)
ですので、のんびり仕事をしていた人が凄く忙しくなってお給料は増えたけど体を壊しましたとか彼氏(女)と会う時間がなくなり別れました、出会いが増えたので恋人がいるけど取り敢えず色んな人と会ってみたらそれが恋人気分を害して別れました、とか😓
木星は“増える“と言うのが基本的な意味なので、増えることは人間にとっては嬉しいと感じる事は多いけれど、それが行き過ぎたり他の惑星との関係も一緒に来ます
木星だけで判断出来ないし木星の意味が何を表すのか分からないため、何が幸運だったのか、それとも行き過ぎだったのかもよく分かりません
たまに、
せっかく今年木星が自分の星座に来たのに何も出来なかった、良い事がなかった!
と言われる方がいらっしゃいますが、ご安心を😄
むしろ、トランジットの木星で幸運を感じられるのはこんな感じ
いちおう😅
牡羊座→獅子座、射手座
牡牛座→乙女座、山羊座
双子座→天秤座、水瓶座
蟹座→蠍座、魚座
獅子座→射手座、牡羊座
乙女座→山羊座、牡牛座
天秤座→水瓶座、双子座
蠍座→魚座、蟹座
射手座→牡羊座、獅子座
山羊座→牡牛座、乙女座
水瓶座→双子座、天秤座
魚座→蟹座、蠍座
そして、木星はかっちり1月から12月で移動ではなく、半年ズレたり反対に進んだ戻ったり1年その星座にいないこともあります
トランジットでも遠い惑星が大変な場所にいると木星が良い位置に来てもあまり幸運を感じられなかったりもします
占いなんて当たらない!
と世間では言われますが、自分の出生の太陽だけではその人情報が少なすぎるし、流れを見るのにも一つの惑星だけ見ていてもその動きも見てない事が多いのでやっぱり情報が少な過ぎな上結構間違っていますから、そりゃあ、当たらないです
運勢は色んなことが絡んで自分がそれを受けるので、とても複雑なんです