東洋占術は基本的に暦(こよみ)の干支を使用し生まれ日を出します。
干支とは
十干:甲乙丙丁戊己庚辛壬癸
十二支:子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥
十干と十二支を組み合わせて60の干支が出来ます。
120じゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが。
それぞれ陰か陽のどちらかに区分され、
陰の十干と十二支、陽の十干と十二支同士で組み合わせるため60になります。
その中に、魁罡(かいごう)と呼ばれる干支が4つあります。
魁罡は、日柱に「庚辰」「庚戌」「壬辰」「戊戌」のいずれかが揃うと成立する
四柱推命の特殊星、と説明されます。
四柱推命を勉強しておりますが、私の勉強している流派の先生は
この魁罡は否定しています。
魁罡を持っている人は、頭脳明晰で決断力に優れ、目的のためには
残忍な手段も取るとありました。
なんだかまるでサイコパスのようです。。。
実は私自身が日柱に魁罡を持っていますが、どこが(笑)って思っています。
いや~そんな特性があるのなら人生こんなに苦労しませんから😅
四柱推命の特徴として、季節を大事にします。
季節は十二支で見ます。辰は4月、戌は10月です。
そして、四柱推命の命式判断は4つの柱で判断します。
なので日柱だけ見てもよく分かりません。
辰は土で木・水・土と弱い通根
戌は土で金・火・土と弱い通根
そしてどこが強いのだろう、他の柱の影響を受けその性質が決まります。
どっちにも転ぶ曖昧な十二支が付いているのです。
東洋占術では十干十二支を使用します。
つまり他の東洋占術のそれぞれの流派での見方があるのかもしれません。
四柱推命で「魁罡」として読んだら正しく出ないのではと思います。