夜の学校を探検したことある?
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葛飾北斎『百物語』提灯お化けのお岩さん
さて7月26日は「幽霊の日」とのことで、このタグ、みなさんの不思議な体験が聞けて面白いですね
読んでいたら、私も学校であった不思議な思い出を書きたくなりました書きます!
幽霊の名画と共にお楽しみくださいませ…朝っぱらから!
歌川国芳《幽霊図》1850頃
幽霊の仕業?ドッペルゲンガー的なものに遭遇した時のことです。
ある時、友人と同時に別々の場所で教頭先生を見かけたことがありました。
同時刻に友人は校舎3階で、私は別の校舎の2階で。
時間的に移動は不可能な距離だし、見間違いかと思ったが、服装などの様子も一致。
不思議に思って職員室を訪ねると「ああ、それよく言われるんだよね〜たぶんイタズラしてるんだよ、ここ色々いるから」と教頭先生
曰く、もうひとりの教頭先生がよく校内をうろついているらしくて、生徒たちから度々おぼえのない目撃談を報告されるのだそう。
校内には戦中にも使われていた古い建物があって、それにまつわる学校の怪談が多々囁かれていたのもあり、「ここ色々いるから」と言われちゃうと怯えるしかない私たちなのでした
テオドール・シャセリオー《バンクォーの亡霊》1854-1855
でもやっぱり見間違いか、先生はからかったのかも?とも思うけど、謎の出来事はもうひとつ…
廊下ですれ違って挨拶も交わした同級生A子が、その日は学校にいなかったってこともありました。
翌日、A子と同じクラスの友人に会って、自然と彼女の話題に。
もい「そういえば昨日、Aちゃん遅刻してきてたね〜」
友人「え、A子は昨日休みだけど」
もい「あれ?でも1階の廊下で会ったよ、2時間目の授業中。おはよーって言ったらA子もおはよーって…」
……おわかりいただけただろうか。
”2時間目の授業中、1階の廊下でA子と会った…”
そう、私は授業をサボって廊下をうろついていたのである(ヒィー
ポール・ゴーギャン《死霊が見ている》1892
それはさておき(さておくな)、もちろんA子にもA子の担任にも聞いたけど、その日はやはり欠席。
授業中なので廊下には私とA子しかいなかったはずだけど、A子は知らないと言う。じゃあ私が話していたのは、誰…?
教頭「ここ色々いるから」「ここ色々いるから」「いるから…」
何らかの行き違いなどあったのかもしれないが、今でも謎。わけがわからなくて当時はギャーギャーわめいて盛り上がっていましたとさ。おしまい
Image Credit: Wellcome Images via Wikimedia Commons
「絶対に出る」って受験問題集かと思った笑