お気に入りの和菓子ある?
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江戸時代の和菓子
*おだんご
それでは王道おやつ、おだんごから!
おだんごを手にする江戸のアイドルお仙。
鈴木春信「団子を持つ笠森お仙」
室町時代から流通した竹串に差したお団子は、江戸時代になると都市部や街道筋で甘味付きのものが作られるようになり、町の庶民の愛されスイーツに。*2
現在の港区高輪あたりでのお月見の様子出店がたくさん並んでます。
歌川広重「東都名所高輪廿六夜待遊興之図」
左にしるこ屋、右にだんご屋、そして手前に謎のタコ
うさちゃんもお月見団子
歌川国芳「道化十二支 卯のだんごや」 1841頃
月でついたお餅かな?😄
お月見に団子を食べるようになったのは、江戸後期からとのこと。
お団子ぽいぽーい
歌川芳員「東海道五十三次内 岡部」
*かりんとう
*季節のおやつ
丸焼きと切り焼きがあったけど、江戸っ子たちは丸焼き派だったんだって。
一方、夏の人気おやつは冷や水。
一椀4文(100円くらい?)ほど、8〜12文で砂糖増しなんかもしていたとか。*3
*飴
つづいて、飴ちゃん
ご陽気な様子が伝わってくる。ヘイヘイヘイ!
石塚豊芥子『近世商買尽狂歌合』より「安南こんなん飴」国立国会図書館デジタルコレクション
異国人風の衣装を着た唐人飴売り。
江戸の飴売りたちは、チャルメラを鳴らしたり、踊ったりして客寄せしていたそうな。賑やかだね!
ロバート・フレデリック・ブルーム「飴屋」1893年 メトロポリタン美術館所蔵
子供たちが集まって真剣に見てて可愛い。
一番多いお客さんは子供たちだったので、面白パフォーマンスや可愛い細工が人気だったんですね。
歌川芳藤 「新板猫の温泉」
猫の銭湯「またたび湯」の入口に、かわいい飴細工屋さん。
*金花糖
最後に、金花糖という砂糖菓子。
三代豊国「誂織当世縞」
煮立てた砂糖と水を型に流し固めた、シンプルな砂糖菓子。
砂糖が貴重品だった江戸時代、初期には献上品とするような高級菓子でしたが、江戸後期に入ると縁起物の慶事菓子として庶民に広まったといわれます。
そして昭和期には駄菓子として親しまれたものの、今では全国に数えるほどしか作る職人がいないのだそうです。*4
以上、深夜に飯テロ投稿でした。というか自爆テロ。ぐう。
もいもい
【参考文献】吉田秀雄記念事業財団発行研究広報誌『AD STUDIES』Vol.38(PDF) (*1)/全国和菓子協会/団子 - Wikipedia(*2)/江戸・東京の焼き芋の移り変わり-日本いも類研究会 (PDF)/江戸の白玉売り- 江戸食文化紀行(*3)/振売-Wikipedia/金花糖専門店 江戸駄菓子 まんねん堂(*4)