花粉症の方も、そうでない方もこんにちは。

今年もおいでになりやがりました苦闘の季節。早速ズタボロのもいもいです花粉ゲホゲホ花粉

 

 

先日、奇想の系譜展@都美館(楽しかった!わーいを観に向かった上野公園で、クラシック音楽祭「東京・春・音楽祭 2019」の展示を見かけました。

祭典が15周年を迎える今年は、「音楽と舞踊―ストラヴィンスキーとバレエ・リュス―」と題して、100年前のバレエダンサーの写真が東京文化会館前にズラリバレエ音譜

 

 

ヴェラ・フォキナ『クレオパトラ』アントン・アレンスキー作曲、1909年シャトレ座初演

 

 

20世紀初頭、舞台芸術に革命をもたらした伝説のバレエ団「バレエ・リュス(ロシア・バレエ団)

創設者ディアギレフと、ニジンスキーら花形ダンサーたちを中心に、斜陽化したバレエを最新の総合芸術へと押し上げ、今日のモダンバレエの基礎を築きました。

 

 

ミハイル・フォーキン+ヴェラ・フォキナ『バラの精』カール・マリア・フォン・ウェーバー作曲、1911年(手前)

 

数々の優れた振付師や作曲家を輩出したほか、ピカソマティスココ・シャネルなどジャンルを超えた多くの芸術家たちが活動に参加。美術やファッション業界にも大きな影響を与えました。

 

 

「東京・春・音楽祭」の“春”は、ストラヴィンスキーがこのバレエ団に向けて作曲した傑作『春の祭典』にちなむといいます。

強烈な不協和音とリズム、奇抜な踊りと衣装。あまりの斬新さに初演の客席は大混乱!

賛否両派で殴り合いプンプンパンチ!ショック!が起きるほどの一大センセーションだった…という逸話も有名ですね。

 

 

米ジョフリー・バレエ団によって70年以上ぶりに復元されたニジンスキー版『春の祭典』の一部。

 

 

 

ヴァーツラフ・ニジンスキー『バラの精』

 

鍛え上げられた肉体に多彩な衣装を身にまとい、しなやかにポーズを決めたダンサーたち。

彼らを撮影した写真の多くは、E.O.ホッペによるもの。

著名人のポートレートをはじめ風景や旅行写真なども手がけた、20世紀初頭の代表的な写真家のひとり。

 

ヴェラ・フォキナ『シエラザード』ニコライ・リムスキー=コルサコフ作曲、1910年(手前)

 

 

 

タマーラ・カルサヴィナ『森の精』フレデリック・ショパン作曲、1909年シャトレ座初演(左)

タマーラ・カルサヴィナ+アドルフ・ボルム『火の鳥』イーゴリ・ストラヴィンスキー作曲、1910年オペラ座初演(右)

 

 

かっこよろしゅうございましたニコニコ

書いてたら私も踊りたくなってきたよ真夜中に!わーいルンタッター

 

 

「東京・春・音楽祭2019」は3月15日(金)より開催。

節目となる今年は200を超える過去最大規模の公演が行われるそうです音譜

リンク美術館・博物館で聴く 東京春祭プログラム詳細

 

 

ではでは~もいもいバレエ

 

東京・春・音楽祭×モバイルミュージアム
「音楽と舞踏 ―ストラヴィンスキーとバレエ・リュス―」

 会期:3月5日~4月29日

 会場:上野恩賜公園(東京文化会館 北側)
 ※無料の屋外展示です