今週の「美の巨人たち」は、オルセー展で来日中の、モネの《騒擾の昼しょく…ってなんやこの漢字変換!!

これじゃとんだランチキ騒ぎの昼食じゃないですか。(ランチだけに…。死
正しまして、《草上の昼食》でございました。

近頃、私の変換辞書がまた血迷っているようです。
うん、血迷っているのは私ですねごきげんよう、もいです。


さて、モネの《草上の昼食》。


木漏れ日の麗らかな色や、アニメのようなペタッと置かれたままの明るい影が印象的でした。

詩人ボードレールの「同時代の生活こそテーマに」という考えに刺激され、最新のファッションを描きこむなどにもこだわったモネ。
現代に取り組むということ。これはまだまだ暗中模索なうのピヨピヨがペラペラと語りたくないですが、しかと考えてゆきたいことでございます。


ティツィアーノからマネへ、マネからモネへ…と多くの画家に挑戦されてきた絵。

Fiesta campestre.jpg
"Fiesta campestre" by ジョルジョーネ - [1] ([2]). Licensed under Public domain via ウィキメディア・コモンズ.




Édouard Manet - Le Déjeuner sur l'herbe.jpg
"Édouard Manet - Le Déjeuner sur l'herbe" by エドゥアール・マネ - wartburg.edu. Licensed under Public domain via ウィキメディア・コモンズ.



オルセー展には、セザンヌのお昼食も来ていました。

ポール・セザンヌ《牧歌》1870, オルセー美術館


他に、ピカソのお昼食や、、

パブロ・ピカソ《草上の昼食》1961, パリ国立ピカソ美術館 画像:wikiart


ボテロのお昼食など、色々ございますね。

フェルナンド・ボテロ《草上の昼食》1969 画像:wikiart


Bow Wow Wowのジャケ写のようなパロディも。

画像:wikipedia


モネが全てを注ぎ込んでいたはずのこの大作が未完に終わったのは、尊敬するクールベに手厳しい評価を受け、モネ自身もこの絵では目指す域に達していないと考えたのだろう、というお話も紹介されていました。




でも、未完のまま全体の半分を失ったこの絵には、ある意味の勇気をいただきました。
達そうとする道程の、いろっんなものがつめこまれているのだなぁと。それが剥き出しで残されているということに。

それを番組がまた、かっこいい言葉でまとめていましたね。


印象派の夜明けを告げるミカンの記念h…もとい、未完の記念碑。変換で台無し!



以上、「美の巨人たち」略して美人たちでございました。あれ、私たち?(゚∀(○=(゚∀゚ )NO!


ではでは~もいもいオレンジ