木や石や水や大地といった、自然を使って作られるランド・アート。
ロバート・スミッソンやリチャード・ロングなどが美術検定でも触れられていましたけれども…

スミッソンの《スパイラル・ジェティ》

1970, グレートソルトレイク, ユタ |画像:wikipedia


これもすごーいな!↓


サハラ砂漠をキャンバスに、どどーんと描かれた《Desert Breath》という巨大な作品。
円錐型の穴と山の群でできた螺旋、その中央には池。作品面積は100,000㎡。



D.A.ST. Arteamという3人の女性ユニットによる作品で、1995年より2年の歳月をかけて制作されたもの。




そのスケールの大きさに驚きつつ、渦巻といい、円錐型の穴といい、なんか胸がザワザワする不思議な模様!



この巨大な穴ぼこを掘って出た砂で山を作っていて、同じボリュームの凹凸となっているらすぃ。


関根伸夫氏の《位相―大地》みたいなことでしょか。


グーグルマップでも確認できる巨大さ。


17年経った今も形をとどめていますが、ゆっくりと地に還りながら時の流れを伝えているようです。巨大砂時計ですね!


ではでは~もいもい台風



画像・引用:danaestratou.com