しばらく書きそびれています美術番組です。

昨夜の日曜美術館はアンコール放送でしたが、ちょうど旅行中で見逃していた回だったようでラッキーでございました。

クレラー=ミュラー美術館所蔵のゴッホから始まってスーラ、シニャック、モンドリアンと色彩を主題にお話が進みました。
ちょうど昼間はペンキを買いに出かけ、様々な色彩のアイデア集にワクワクして、髪をピンクにして…とカラカラカラー!な一日だったので、私自身の日曜ともピッタリなお話でした(o^∇^o)



スーラの「シャユ踊り」

素描は初めて見ましたが、まったく途方もない労力が費やされている様はテレビ見てるだけでウンザリしそうなほどでした!( ゚д゚)
そのため技法が流行らなかったなんて話もどこかで読みましたが笑
でも面白いなあ~検証で摸写をしていた画家さんのお話で、スーラはピタッと静止したように見えるけど、雲などをよく見るとふるふるとかすかに震えているように見えるという、「ふるふる」ってのもちょっとわかる気がしました。
なんかあれだ、決してなめらかではない、GIFアニメっぽい動きみたいな(o^∇^o)

私の中でスーラは、パソコンもテレビゲームもない時代にもんのすごい緻密なドット絵を理論立てて編み出した人ってことになってますが、デジタルの画を見慣れている現代人にはかえって馴染みやすいかも?しれないですね。


美の巨人たちも見ました。
長谷川等伯vs狩野永徳のバチバチ対決、美意識の違いから等伯を後押しする千利休、等伯のスタイルが琳派へと受け継がれていく話など。


今日の一枚の「柳橋水車図屏風」は、右隻から伸びる黒々とした木の幹の肉感的なウネウネが目を引きましたが、右隻が此岸を、水車のある左隻が彼岸を表しているとのことでした。
左隻の柳はシワシワ(o^∇^o)季節の流れも表しているようです。


そういえば西洋では柳は死の象徴だったような気がするけど…違ったらすみまそん。日本ではどうなんだろう?
ユーレイはよくいますが(o^∇^o)


次回は恋多き修道士フィリッポ・リッピさんですね~楽しみん!



ではでは~もいもい虹