近頃の休憩タイムはウクレレ三昧のもいもいです、こんにちは。
新しい楽器を1から始めるのはいつぶりだろうかな。手痛いけど楽しくてたまりませんウヒョー!


ウクレレは取っつきやすくて、初心者でもやさしい曲ならすぐに音をたどれるところも魅力ですね。
もちろん、いい音を出そうとしたら簡単といえる楽器はそうそうないと思いますが。
純粋に楽しむためだけに演奏する楽しさって久しぶりかもしれません。1から弾けるようになっていく喜びも!
初売りセールでウクレレを衝動買いしたのは、その気持ちを取り戻させてくれるためだったのかな~ありがとう私の物欲!(o^∇^o)

いつか行きたい南国ビーチには、ウクレレを持っていこう!砂浜でポロローンしよう!それまでに高木ブーばりに弾けるようになろう!もい木ブーだ!語呂悪い!


またひとつ夢が増殖したところで、昨夜の日曜美術館です。

昨夜は、広重さんの「名所江戸百景」特集でございました。

ザ・名所!という景色以外にも、江戸の生活感が臭いや音まで届きそうな景色が興味を引きます。


歌川広重《高輪うしまち》画像:wikipedia

まるで現代のカメラを構えたような、ぐぐっとズームした大胆な構図も面白いですね!

近像型と呼ばれるこの構図は、浮世絵の中ではわりと地味なジャンルである名所絵を、いかに店頭で目立たせて見せるかという工夫でもあったようです。
たしかに目立ちますし、フレーム外にあるものへの想像もかきたてられて楽しいですね。


こうした近像型の名所絵の原案となった他の絵やモデル地を見ると、広重は必ずしも実際に忠実に描いてはおらず、それでいてリアルに見せる技とウソが巧いのだなあということが伝わってくるお話でした。


六十余州名所図会「薩摩坊ノ浦雙剣石」のお話も面白かった。

広重が参考にしたであろう、この岩山周辺の地図との対比を紹介していました。
地図ではぽつんと描かれた小さな岩でしたが、それを見た広重が、おそらく脳内でこの岩の近くまで舟を漕いでいき、すぐそばで見てきたかのような臨場感ある絵に。ヮ(゚д゚)ォ!

ターナーを見ていた時も改めて思ったのですが、昔の人の妄想力はきっと、現代人なんかよりずっと凄まじかったでしょうね。
現代では、妄想を掘り下げる前にいくらでも情報が入ってきてしまうもんなあ。


打ち捨てられたスイカの皮だとか、床に置き放しのかんざしといった小物使いも饒舌で、江戸の生活感をクンカクンカしたくなります( ̄・・ ̄)スハスハ

犬猫もかわいすぎ( ̄・・ ̄)スハスハ


広重《浅草田甫酉の町詣》画像:wikipedia

ちなみに、この猫ちゃんは触るとぷっくりしてるんだって~知らなんだ!きめ出しという技法。
浮世絵は壁に飾って見るものではなく、手に取って楽しんだものなので、触れたときに感じられる演出が随所に成されているようです。ぷっくり触りたいよ(*´Д`)ハァハァ

刷り師泣かせという大変な刷りの作業の再現も面白かったです!
大浮世絵展行きたし!


ではでは~もいもいにゃー