






【1976年】
この年より主戦力をTE27レビンからRA20セリカに変更。
このRA20(セリカ2000GT)に搭載された18R-G型をモディファイしたエンジンは、
ボアストロークが85.5×80㎜で、総排気量1968ccのスチロールブロックを持ち、
トヨタが作った4バルブヘッド(DOHC16バルブ)を組み合わせたものとなっている。
9000rpmで245ps(圧縮比11.5)を発揮させる日本デンソー製フューエルインジェクションは、
立体カムシステムで、インジェクションポンプの吐出量を回転数と負荷によって
必要なだけ供給できる仕組みとなっており、トルクバンドを広げるのにも一役かっている。
尚、インジェクションのスロットルバルブはシュニッツアー製のバタフライ式に変更された。
ミッションはレース用に開発されたクロスレシオの5速を使用、デフはZF製のLSDを持つ。
ダンパーはビルスタインのガスショックを使い、コイルスプリングは日本製。
荷重配分としては、ややフロントヘビーなので、エンジンの軽量化(素材にマグネシウム多用)や
ドライサンプのオイルタンクやバッテリーをトランクルームに搭載するなど改善に努めている。
サスペンションはフロントがマクファーソンストラット+コイル、リヤが4リンク+コイル、
ブレーキはフロントがベンチレーティッド、リヤがソリッドディスク、
キャリパーはフロントがガーリング2ポッド、リヤがアケボノのアネット型であり、
ホイールはミニライト製5.5J×13を使用している。
全長:4260㎜/全幅:1720㎜/全高:1290㎜/ホイールベース:2495㎜/
トレッド:前1370㎜・後1355㎜/車重:1050kg
*ポルトガルラリー*
No.2:O.Andersson/A.Hertz(RA20)QP8724 2位
*アクロポリスラリー*
No.2:O.Andersson/C.Billstam(RA20) DNF(halfshaft)
*1000湖ラリー*
No.1:H.Mikkola/A.Hertz(RA20)BYC885 3位
*RACラリー*
No.5:H.Mikkola/J.Todt(RA20) BYC885 DNF(SS76 differential)
No.12:J-L.Therier/M.Vial(RA20) DNF(SS16 oil Cooler)



















【1977年】
この年もTTEからWRCに参戦。
セリカの弱点とされるリヤアクスルの強度不足は、ASSY使用により対応。
これで駆動系デフ、シャフト関係が強化されたマシンは、シュニッツアーチューンのエンジンと
ロングホイールベースシャシーの安定したコーナーリングをもって、その走りに輝きを見せた。
*スウェーデンラリー*
No.43:L.Asterhag/C.Billstam(RA20)DON084 7位
No.6:P.Airikkala/R.Virtanen(RA20)RO1861 DNF(SS19 injection)
ワルデガルドをゲストとして起用する交渉を行うも、フォードとの契約があり実現せず。
*ポルトガルラリー*
No.4:O.Andersson/H.Liddon(RA20)BYC884 3位
No.7:H.Mikkola/A.Hertz(RA20) DNF(wheel studs)
地元ディーラー・サルバドールカエターノからのエントリーとなるも、
その実態はアンダーソン指揮下のワークスチームとして参戦。
*アクロポリスラリー*
No.4:O.Andersson/H.Liddon(RA20)BYC884 DNF(SS5 differential)
No.8:H.Mikkola/A.Hertz(RA20) DNF(differential)
ミッコラは5.38のリヤアクスル、5速オーバードライブミッションが装備された新車を使用。
*1000湖ラリー*
No.7:H.Mikkola/A.Hertz(RA20) DNF(SS4 flywheel)
*RACラリー*
No.8:H.Mikkola/A.Hertz(RA20)BYC885 2位
No.14:P-I.Walflidsson/J.Jensen(RA20) 14位
No.18:J-L.Therier/M.Vial(RA20) DNF(SS52 accident)


























