
勝つために必要なエッセンスをすべて注ぎ込まれた無敵のサラブレット。ラリー史にその名を残すストラトスの1977年WRC戦歴(前半)を主要な車体登録番号とその使用状況で探る。
ストラトスにとっての1977年は、ラリーカーとして逃れられない運命の時期となった。フィアット・グループには、ラリーカーとして完成し、勝つことにより売れる131アバルトがあり、もはやストラトスでラリーを戦う意味が無くなったのである。そのためWRC参戦計画は、モンテカルロ、サファリ、サンレモ、コルス、RACに縮小された。勝利も、同一ドライバー(ムナーリ)が同一マシン(ストラトス)で3連覇したモンテカルロのみで、残るラリーでは、優勝することなくシーズンを終えている。







【モンテカルロ】
24バルブ・282馬力のマシンを駆って、雪の少ないモンテに挑んだムナーリが、1~3ステージをトップで走り、3連覇を達成した。
Car No.:Registration 1:TO N41648
Crew:Result S.Munari/S.Maiga:1st

5:TO N98792 R.Pinto/A.Bernacchini:59th
24バルブ・282馬力のマシンを駆って、雪の少ないモンテに挑んだムナーリが、1~3ステージをトップで走り、3連覇を達成した。
Car No.:Registration 1:TO N41648
Crew:Result S.Munari/S.Maiga:1st


























5:TO N98792 R.Pinto/A.Bernacchini:59th











8:TO L64137 B.Darniche/A.Mahe:R(roadaccident)








【サファリ】





シャシー補強で通常より150kg増となった24バルブ・270馬力のストラトスに、ピレリ特製の極細トレッド(135/100VR15)タイヤの組み合わせで参戦。尚、サードカーたるウリーアテ車は12バルブ仕様のエンジンユニットが搭載された。ムナーリが常に上位をキープして3位を獲得するも、生粋のスプリンターにとって、サファリはあまりにも過酷であった。






































