工場見学には間に合った。良かった。
アクリルの削り出し・研磨、板金切り出し・曲げ・溶接の過程を見せてもらった。
とても面白かった。
スキルさえあればやらせてほしいくらいであった。
思えば下町の中小工業地帯に住みながら、工場の中など見るのは初めてである。
今日行った工場は山の手であったが。
面白い。機械はかっこいい。
設計図通りに板金がレーザーで切り抜かれ、一息で分厚い板金が曲がり、一瞬で金属が離れようも無いほど強固に付く様。
丸ノコやドリルがアクリルの表面を撫で、まるで豆腐のように容易に削り出し、一瞬でガラスのように磨かれる様。
目の前で見せられると痺れた。
夕飯は新宿で食べることにした。
しかし生まれも育ちも東京な上に、新宿は何十回と来ているのに迷う。
他の場所では一切迷ったことなど無いのにである。
広範囲に渡って似たようなネオンの海が続くのが悪い。記憶を頼りにすると酷い目に会うのだ。
酷い目にあった。
新宿は物や人の多さにおいてダントツであると思う。
渋谷や池袋など目ではない。
しかしなんとか定食屋にたどり着いた。
友人と共に散々迷った挙句角煮丼を頼んだが、大正解。
角煮はとろける柔らかさだった。非常においしい。
量にしてもまだ正解。
他のメニューなら食べきれないところだった。
食後1時間経った今でも少し苦しい。
ドンキに行ったことがないという友人とドンキ本店をひやかし、今しがた別れた。
玩具などで遊び倒し、きゃっきゃきゃっきゃとはしゃぐのは無性に楽しい。
当然のことながら足が棒のようである。
満腹も手伝い、今の私には睡魔が猛然と襲いかかって来ている。
しかし電車は満員で座れない、寝られない。
その方が良いのだが。
今寝過ごして埼玉の奥地にまで行っても、帰る気力が無い。
久しぶりに日を跨がず寝られそうだ。
なんて気が楽なんだ。
明日は午前中に起きられれば良いが。