中学生のころ、初めて我が家にきたあなた
わたしのスリッパよりも小さなからだで
フローリングをうまく歩けずひとりツルツル
小さな段差もうまく登れなかったよね
「べにお」
ママの好きな漫画の主人公にちなんで名づけられた素敵な名前
いつも「えっ?オス?」ってきかれるけど、正真正銘の女の子です
リビングのすみがいつものあなたの居場所
寝ているときは大きないびき
でもね
しっぽを振って夢をみている姿はいつみても微笑ましかった
いくつ歳をとっても、どんなに白髪ばかりになっても
お散歩に出るといつも子犬に間違えられていたよね
空港ではママを探す切ない鳴き声がトドに間違えられたこともありました
最後のシャンプー
とっても気持ち良くって
きっとそのままずっと眠っていたくなっちゃったんだよね
星になっても
風になっても
空を見上げればいつでも会える
きっとまた。