学習塾の合格実績は当てにならない。
大手ほど当てにならない。
なぜなら全部で何人受けたかを誰も知らないから。
いくつもの校舎がある塾は、一つ一つの校舎の合格実績を載せない。
載せたら実績をごまかしていることが、ばれてしまうからだ。
私の地域では、高校を受験する際、中3生は公立と私立を最低一つずつ受けることができる。
大手の塾では公立と私立の合格を別にカウントしている。
その結果、のべ合格者数が中3の生徒数の2倍以上になっている。
視覚的効果からしたら、数が多いからすごい実績があるように感じられる。
実際のところ、子供たちやその親さんたちをだましているような書き方だ。
子供を一人の人間としてみるなら、その子がどの高校に進学したかを掲載したほう良いと考える。
そうしたほうが、その子の努力を伝えられると思う。
地元トップ校に進学した子、必死に勉強して合格が難しい学校に合格した子、3年間勉強と部活を両立できた子。
そうした子供たちを全てまとめて、合格者の一人としてみる。
それは子供たちに失礼だと思う。
子供の努力は数字では表せない。
しかし努力で得たものは、その子の心情に残せたり、文章で書き表わせたりできる。
それなのに塾は合格した人数の“1”としか残さない。
それは生徒を一人の子供として見ずに、一人としか見ていない。
要は、子供=金である。
合格実績は、生徒集めの方法としては効果的ではある。
しかし消費者をだますような書き方で生徒集めする塾は、子供のためになる塾であるだろうか?