①からの続きです。


さすがに放し飼いが2匹ともなると、朝晩犬同士がふざけて走り回り鳴き回りうるさいもの。
幸い小さい茶色の犬はかみついてはこないけど、白黒のバグの吠えるかみつくは相変わらず。

2匹になっておしっこの跡も増えたように思えるが、廊下におしっこをするのは白黒のバグだけのようだった。
このおしっこ、実は自分の縄張りを誇示する『マーキング』ってやつなんです。
2階の廊下の四隅や置いてあるものにはしっかりマーキングの跡。
そりゃあ家族以外のものが縄張りに侵入してきたら攻撃してくるのは当たり前でしょう。

白黒のバグにかまれた時に『犬はあまり好きじゃない』『ウチの前におしっこやウンチはやめさせて』とやんわりと言ってはみたが…
放し飼いはそのままで必ず家族の誰かが外に出てるようにしてたみたいだが、おしっこをした時は『そこはダメでしょう』くらいの言い方で叱ることは全くなかった。

ある日、奥さんに『犬のマーキングってわかります?』と聞いたら『はぁ?知らないけど…』
この家族は犬の躾方や飼い方を知らないか躾ようとは思ってないかだと判断した。




ここまで読んで隣の大家さんは何してるの?と不思議に思った人もいるでしょう?
ここから思いもよらなかった展開になるんです。



大家さん(おばあさん)の家が隣にあるので、ウチは家賃を毎月直接払いに行っていた。
一昨年の冬、家賃を持って行った時に相談しようと思って『隣の犬のことなんですけど…』と言ったら…
『そうなのよ!いつの間にか飼ってるみたいなの。下を歩いてる私にさえ吠えてうるさいの!』
『えっ?契約書にはペット禁止ってなってるから大家さんが許可したんじゃないの?』
『そんなこと許可しないわよ!勝手に飼ってるのよ!それにあの家はウチにものを頼みに来るわけないじゃない』
『なんでですか?』
『飼ってたハムスターの死骸をアパートの敷地内に勝手に埋めて、それを注意したらそれ以来挨拶もしないからこっちも話しなんてしないのよ!』
ハムスター事件は3年くらい前になるらしい。
『放し飼いで何回もかみつかれてるし、おしっこは毎日あちこちにするし、いつの間にか2匹になってるし、躾は全くするつもりないみたいだし。もう大家さんに相談するしかないでしょう』
『2匹も?なんて勝手なことを!管理会社を通して注意するわ!』



ここからまた妙な展開になっていくんです(-.-;)

③に続く