みなさん、こんにちは!アクシスブレーンです。

 

今年も2018年卒の大学生の就職活動が3月1日から始まりましたね。

 

この採用情報の解禁は昨年と同じですが、「選考開始」つまり内定を出す日程は、昨年の8月以降から2カ月前倒しになり、6月以降に戻りました。

 

これは、「学業への悪影響」「公務員との併願が難しい」「就職と大学院進学に難しい」という学生側からの不満だけでなく、「選考スケジュールの過密」「内定辞退者増」といった企業側の不満も多く影響したようです。

 

ただ、6月以降からの選考開始という制約があるのは、経団連が取りまとめている倫理憲章賛同企業のみになります。採用をする企業が1万社前後あるのに対し、倫理憲章賛同企業は900社前後。つまり、それ以外の企業であれば、6月以前に選考を実施し、内定を出す企業も多数存在しますので、学生の皆さんは、希望企業の採用状況を逐次ウォッチしておくことが重要ですね。

 

次に、今年の就職活動は、学生に有利な「売り手市場」と言われておりますが、一般的に新入社員の「入社3年で3割が辞める」という現状があります。主な退職理由の第一位は、「仕事がきつい」「仕事が面白くない」、次に「労働時間」「待遇」「会社の雰囲気」と続きます。いずれも、自分の想定していた仕事の内容と実際の仕事内容の乖離が原因になっています。

 

そこで、最近企業側は、そのミスマッチを解消するために、中途採用ではすでに取り入れられている、「リファラル」と呼ばれる、社員や内定者が知り合いの学生を紹介する採用手法が広がってきています。学生は紹介者から良い面、苦労する面の両方を事前によく知った上で応募することが可能になります。

 

私たちアクシスブレーンも、企業の良い面、苦労する面の両面をきちんとお伝えし、仕事内容の乖離を減らすことで、企業側にも求職側に取っても、最良のご紹介ができるように、頑張っていきたいと思います。