今から30年くらい前、高校生の頃初めて献血をしてあの何とも言えない
「良いことをしたなぁ……」
って感覚を味わってからそれが病みつきになって、色んなタイミングで献血をしてたんだけど、癌になったら献血出来ないんだよね。
献血クラブの会員になってるので日本赤十字社から献血協力の案内メールがくるんだけど、その度に複雑な気持ちになる。
「アナタの血の中にはよくないモノがあるかも知れません」
一度癌になってしまったらその血はアウトなんだろうか?
まぁ、輸血を受ける方の心情を思えば致し方ないか……
昨日は何も予定がなかったので観てきちゃいました
「ボヘミアンラプソディー」
2回目なんだけど泣いてしまった。
しかも予期せぬことに映画が始まってすぐにツツーっと。
弱った涙腺は上映中もじわりじわりと崩壊を続けて(笑)
高校生の頃、洋楽はMTV やFMからヘビロテでヒットチャートが流れてて、当時はそれをカセットテープに録音してコンポやウォークマンで聴きまくっていた。
フレディの歌声もあの頃しっかり体に刷り込まれていたんだね。
駅から映画館に向かう途中のビルの中に献血ルームがある。3年前までは半年に1度は通ってた場所。
「エイズ検査目的での献血はご遠慮下さい」
そりゃそうだよね。
自分のためにも家族のためにも心配ならなおさらちゃんと検査した方がいいに決まってる。
でも然るべき施設で検査するのが心理的にちょっと……って気持ちも分からなくもない。
そうやって自分も血尿を見て見ぬふり、結果癌を放置してたから。
一昔前まで癌と並んで不治の病と思われてたけど、今はどちらも希望があるんだからね。