昨日、言葉を濁しながら入会をお断りした理由を記しました。

 

しかし入会を検討されている方がおられるのであれば、ここで詳しく書くことで、入会しようかどうかの目安になるのではと思ったので、記しておこうと思います。

 

一言で言うと、「保護者の礼儀がなっていなかった。子供へのしつけができていないのではと感じた」ということです。

 

何も、こちらを敬え!丁寧な言葉づかいで話せ!とか、そんな低い次元ではありません。

 

先日退会された2名および退会していただいた1名も上記に該当する部分がありました。

 

たとえば退会された1名はよく授業時間帯を変更されたのですが、変更理由がなんであれ、ほとんど当日に変更の連絡をしてこられました。

 

急用なら仕方ないのですが、明らかに「前もって連絡できますよね?」という時でも当日でした。

 

これについては1度、講評にてお伝えしました。

 

また、この保護者については、塾内でお菓子などを配っても、お礼の言葉を送ってこられないことがたびたびありました。

 

これについても、勉強会だよりでそれとなく記しました。

 

私は幼いころから家庭でも、そして中高の部活では先輩からも、こういう場面での礼儀は叩き込まれました。

 

幼い頃であれば「友達の家でおやつなどを御馳走になったら報告して。お礼を言わんとアカンから。そうでないと親が恥をかく」としつけられました。

 

中高の部活では先輩から「先生方、先輩から配っていく。いただいた方にはすぐにお礼を言う」と教わりました。

 

ですから、恩師に食事を御馳走になった時はもちろん、社会人になった教え子と食事に行って少しでも払ってくれたときでさえ、その場でもお礼を言い、翌日もう1度メールでもお礼を言うようにしています。

 

教え子であれば年下ですが、そんなの関係ありません。

 

物をいただいてお礼を言わないというのは、心のどこかで「物をもらって当然」とか「この程度のものは…」という気持ちがあるのではないでしょうか。

 

感謝の気持ちが欠けているのではないでしょうか。

 

残る2人の場合、我が子が悪いことをしてもなかなか「申し訳ありませんでした」という言葉がありませんでした。

 

保護者にこういった姿勢が見られないのに、子供である生徒に「物をいただいたらお礼を言う」「悪いことをしたら謝る」「1週間の予定を前もって把握し、無理のない計画を立てて実行する」といった姿勢が身につくでしょうか。

 

当塾では、礼儀等当たり前のことができて初めて受験勉強などをする意味があると生徒達に言っています。

 

保護者へは勉強会だよりなどで伝えるようにしています。

 

そういう方針のため、当たり前のことができなければ、勉強と同時にそういうことも指導していく必要があります。

 

しかし塾で過ごす時間より学校や家庭で過ごす時間の方が圧倒的に多い状態では、いくら私が口酸っぱくそういうことを改善したところで、保護者がそういうしつけをしていなければ、すぐに忘れてしまうでしょう。

 

極端なことを言えば、保護者の姿勢まで直していく必要があります。

 

それには多くの時間と労力が必要ですし、ストレスもかかります。

 

今回お断りした保護者にも上に挙げた方たちと同様の傾向が見られました。

 

事前に書いておられた予定時刻より大幅に遅れて来られたことが2度続いたので、「遅れる場合は事前に連絡ください」と伝えました。

 

しかしそう書いても生徒は遅れてきましたし、生徒から「遅れてすいません」の一言もありませんでした。

 

保護者から事前に「遅れる、遅れるかもしれません」の連絡はありませんでした。

 

また嵯峨教室では4月3日に、北山教室では4月4日に来た生徒全員に、春休みによく勉強した(実際にした・していないは関係なく)ご褒美に、1人¥300まで好きなものを買って来いとコンビニに買い物に行かせ、それとは別にジュースも配りました。

 

しかし、その日もその次の日も、この保護者からお礼の電話やメールはありませんでした。

 

入会の申し込みの連絡があったのは、ご褒美をあげた2日後の6日(金)でしたが、そこにも一言もお礼の言葉はありませんでした。

 

もしお礼の言葉があれば…おそらく入会を許可していたでしょう。

 

ちなみに他の生徒の保護者全員から、その日のうちにお礼のメールが届きました。

 

生徒が高校生であっても、保護者からお礼のメールがありました。

 

たしかに微々たるご褒美ですが(私からすれば¥300はほぼ2~3日分の食費ですが)、ちょっとしたことにも感謝の気持ちを持つことは大事だと思いますし、私はそういう「ちょっとした厚意」を塾内で随所にちりばめています。

 

それを「有難い」と思う保護者なら「なんていい塾」と思うでしょうし、そういう保護者に育てられた子供であれば「次も頑張ろう!」と意気込むでしょう。

 

しかし、志望校合格や学力向上を重視するあまり、そういう些細なことに感謝の気持ちが表せない生徒や保護者だと、当塾の真の価値は理解できないでしょう。

 

それならばこんな塾よりも、純粋に勉強だけを教える塾、入試の傾向を分析し、傾向にあった問題だけ取り組ませたりテクニックばかり教えるような塾の方が向いているのではないかと思い、お断りしました。

 

もし入会されて途中で退会となったら、そこから他塾を選んだりするのも大変でしょうし、勉強の仕方が急に変わって子供が戸惑うこともあるでしょう。そこまで考えて今回のように判断しました。

 

「面倒くさい塾(長)やなあ」と思われるでしょうし、同級生に会った時にもそういう声をチラホラ聞きます。

 

生徒が増えない理由かもしれないとも思います。

 

実際、ただでさえ生徒が少ないのに、入会を断っているくらいですから笑

 

しかしこれは譲れない所です。

 

そういう点を妥協すれば生徒が増えるくらいなら、塾をやめる方がマシだと思います。

 

ま、いったん塾を閉めて、利益優先・実績優先・テクニック重視のような塾として再スタートするかもしれませんが笑