

今週末は、ユニクロやイオンをはじめ、楽天やAmazonなどでもブラックフライデーのセールがあるようですね。
特にほしいものはないのですが、何か勢いに乗らないと損
みたいな、不思議な空気を感じます。
3連休は、ちょっとその空気を味わいに買い物へでかけてみようかな![]()
最近、元NHKアナウンサーの住吉美紀さんの
「50歳の棚卸し」というエッセイを読みました。
住吉美紀さんは、
「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組でキャスターをされていたので、
↓の写真を見たら思い出す方も多いのでは、と思います。
とても活発で、明るい印象がありました。
でも、いつの間にか、見なくなったなあ~と思ったら、
38歳でNHKを退職されて、フリーランスになられてたんですね。
いまでも、ライフワークとして、ラジオのパーソナリティというしゃべる仕事は続けていらっしゃるようで。
もともと、この本を読みたいな、と思ったのは、
42歳で再婚して、4年間不妊治療をされたときの話が読みたかったんですが、
NHKを辞めて、家族のように話していた周りの同僚という存在がなくなり、孤独感を感じてはじめた婚活話が赤裸々すぎて、ここまで書いて大丈夫![]()
ってこっちが心配になるくらい、とてもリアルで面白かったです![]()
婚活エピソードの1つ1つが、とても率直で、一生懸命なお人柄が現れていて、なんでもトライアンドエラーを繰り返しながら、頑張ってこられたんだなあ
・・って身近に感じました。

不妊治療も、ラジオの生放送が月~金にある中で、どうにか時間を調整しながら、職場の人に言うこともできない中で、
人工授精7回、体外受精の採卵手術21回、採った卵子82個、胚移植3回もされたそうです。
残念ながら、私と同じく、授かれず終了されました![]()
私自身、不妊治療をしている当時は、ストレスもものすごくて、
どなたかのブログの見出しになっていましたが、
「ギャンブルみたいな不妊治療」をいつまで続けるのか![]()
という恐怖と期待が入り混じった、綱渡りのように張り詰めた毎日だったことを思い出しました。
住吉さんも、定期的に通っていた産科中心のクリニックに結婚後初めて行ったときは、クリニックの先生から
「大丈夫そう、あとは基礎体温測ってくださいね」
と言われたというのに、2か月後に通水検査をしてもらいに行くと、うまくチューブが入らなかったせいか、急に手の平を返したように
「あなたの年齢ではもう無理なのよ。(中略)うちではもうできることはありません。お手上げです」
と言われたとか・・・・・・![]()
不妊治療って、結果が出ないことに加えて、
主に医師による心ない対応が、二重に患者を傷つけるというのは、不妊治療あるあるじゃないでしょうか。
その後、ベルトコンベヤーのようにさばいていくクリニックに転院され、
さらに、各人の体質に合わせて治療してくれるクリニックに転院されたようです。

住吉さんも
「赤ちゃんがいないと自分の人生が不完全だ」
「いつも何かが足りないと思って生きていくことになる」
「子供ができないと絶対に幸せになれない」
と感じていらっしゃったようですが、胚盤胞にならなくなって、45歳すぎに治療を終える決断をされています。
旦那さんが起業されたことをきっかけに、「夫婦それぞれが自分らしく働いて、力を合わせながら2人で楽しく暮らせたらいい」と切り替えて、今は、ご自身の家族だけでなく、義家族や、家族のようなお友達と交流したり、猫のお世話をしながら、幸せに暮らされている様子が伝わってきました。
こうして、他の人の治療に向き合う姿勢、治療を終えるときの気持ちを読ませてもらうことができて、不妊治療というものを客観的に見ることができました。
私も、不妊治療を終えた直後は、振り返るのもつらく、苦しかったので、ある日突然、それ関係の予定も、知識も、ぷっつりおわっています。
住吉さんが50歳でいったん棚卸しをされたように、私も50歳が数年後にやってくることを見越して、時間を作って、「不妊治療の棚卸し」をしてみたいなとおもいはじめました![]()
興味のある方は、読んでみてください![]()
これから結婚する人、婚活をしている人も、自分を焦らす意味でいいバイブルになると思います。
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