“たたり伝説”昭和初期にも…管内交番で警官連続自殺 | 日々の気になる話題を掲載しています。

“たたり伝説”昭和初期にも…管内交番で警官連続自殺

栃木県益子町の県警真岡署益子交番で、20代の男性警察官2人が2カ月間に相次いで短銃自殺した。実は、同署管内の真岡税務署でも昭和初期、数代続けてトップが亡くなり、「のろわれた税務署」と呼ばれたことがあったという。歴史は繰り返されたのか。

 今月10日、益子交番2階のトイレ内で、勤務中だった真岡署地域課の男性巡査長(27)が短銃で側頭部を撃ち死亡しているのが見つかった。昨年12月13日にも、同じ交番に勤務していた同署地域課の男性巡査(23)が交番2階の仮眠室で短銃で腹を撃って自殺した。

 益子交番には7人しか勤務しておらず、第一発見者は、いずれも同交番に勤務する巡査部長(60)だった。

 関係者によれば、巡査長は2005年10月に任官し、06年3月から同交番で勤務。まじめでおとなしい性格で約3カ月前に結婚した。刑事を目指していたが、家庭のことで悩みを抱え、上司や同僚に相談をしていた。

 両者とも遺書を残していた。巡査長は「自分は弱い人間です。生きていくことに疲れました。親孝行せずに勝手な行動をして許してください」と記し、巡査は「迷惑かけてすいません。拳銃で自殺したことごめんなさい」という走り書きのメモを残していた。

 同署は「2人の自殺に関連はない」としているが、人の口に戸は立てられない。同署関係者の口からさえ、「たたりでもあるんじゃないか」との声が漏れている。

 実は、益子交番から西に約7キロ離れた真岡税務署には、古くから「たたり伝説」があるという。

 税務署から100メートルほどの官舎街の一角にある「むつみ稲荷(いなり)」をめぐるもので、地元に詳しい真岡法人会の根岸正美事務局長(63)がこう説明する。

 「いまでは知っている人も少ないが、1932年、真岡税務署庁舎の増改築の際に稲荷を取り壊した。すると、それから3年の間に署長が連続して亡くなり、職員に事故などの災難が続いたといわれている。『たたりではないか』という話になって、35年5月、地元酒造業者などが発起人となって現在の場所に稲荷を建立すると、ピタリと不幸は収まったそうだ」

 以来毎春、税務署職員や青色申告会、地元の商工会関係者ら約200人が集まり、神事を行っている。真岡税務署総務課も「記録は残っていないが、なんとなくみんな知っています」と話す。

 真岡署幹部は益子交番のたたり説に「全く頭にない」と一笑に付している。

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