プライベートの話で恐縮なのですが、ゴールデンウィーク(GW)も仕事があり、休めません。

サラリーマンは事にもよりますが、会社が守ってくれるので、リスクは低いです。

それに比べて、ジャーナリストはフリーランスですから、仕事がこなくなったら、一巻の終わりです。

 

残酷な「締め切り」がネックですが、好きでやっている仕事なので、苦にはなりません。

 

そこで、一つ、訂正があります。

先日、書いた「ノーペーパー北朝鮮」の記事で、6か国協議について触れましたが、この協議は実質上、終わっている(または中止している)ということです。お詫びして、訂正いたします。

 

さて本題。

 

米原子力空母「カール・ビンソン」は29日夜、朝鮮半島沖の日本海で韓国海軍との合同訓練を始めた。

 

北朝鮮にさらなる圧力をかける狙いで、韓国海軍からはイージス艦や哨戒機などが参加し、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際の情報共有や、潜水艦の探知・追跡訓練などを行う。

 

韓国海軍は「北朝鮮の挑発を抑え、米韓同盟の確固とした軍事態勢を示すものだ」と強調した。聯合ニュースによると、訓練は数日続くという。

 

カール・ビンソンはこの日まで、海上自衛隊の護衛艦2隻などと訓練を行ってきた。日米の艦船は23日、西太平洋のフィリピン海で合流し、北上しながら艦船が陣形を変える戦術運動の確認などを続けていた。

 

今回のカール・ビンソンにおける日本、韓国との演習は、あくまで、北への威嚇。軍事介入することはないだろう。

 

それにしても、北の瀬戸際外交は金正恩の父の時代から進められてきた。無謀な核開発、弾道ミサイル発射は、中国、ロシアにも火の粉が及ぶ可能性もあるので、両国は自制を求めている。しかし、北への制裁はまだぬるいと思う。