前回あげたミリタリー・アカデミー時代。

トランプはたいそう女性にもてたという。

アカデミーは女性の立ち入りは禁止で、逐一、学校当局の許可が必要だったが、

トランプは、同級生が目を見張るような容姿の女の子を選んでは、来校を促していたらしい。

 

女性を、自らを飾り立てる存在として扱う傾向は、トランプの生涯に一貫している。

 

またトランプはミリタリー・アカデミー時代、ベースボールチームのキャンプテンを務め、強打の一塁手だったらしい。

 

「ミリタリー・アカデミーではかなりいい成績をとっていたが、あまり一生懸命勉強したわけではなかった」と振り返るトランプは1964年、卒業し、フォードダム大学に入学した。そしてその2年後、ペンシルバニア大学の大学院ウォートン校に入学し、不動産ビジネスや経営学を学んだ。

 

自己顕示欲のかたまりのようなトランプだが、彼の自伝には、大学時代の記載はほとんどない。もっとも、「自分は知能知数170、成績はオールAのウォートン校一の秀才だった」ととりあえず、ひとくさり自己宣伝をしているのは、実にトランプらしい(つづく)