本人がいくら否定したところで、

ドナルド・トランプがレイシスト(人種差別主義者)であることは間違いない。

その傍証はあまりにも多い。

 

白人至上主義団クー・クラックス・クラン(KKK)の元幹部の支持を拒否しなかったことは、

レイシストであることを証明している。

 

トランプ家には人種差別の傾向が強い。

父フレッドもKKKとの関係が疑われている。

関係どころか、KKKのメンバーだったかも知れないのだ。

 

『ワシントン・ポスト』(電子版・2016年2月29日)によれば、1927年5月のメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)にニューヨークで、KKKやイタリア・ファシスト支持派のデモ行進が行われた。

 

この際、反ファシスト勢力とぶつかった。この暴力沙汰で死者も出た。クイーンズではKKKメンバー1000人が行進し、乱闘騒ぎの中で7人が逮捕された。

 

当時の新聞記事には、クイーンズでの逮捕者の中にフレッド・トランプの名があり、500ドルを支払って保釈されたとある。

 

だが、1970年代に当時、既にビジネスの前面に出ていたドナルド。彼は黒人にマンションは貸さないとして訴えられた。彼は「馬鹿げた話だ」とこの話を一蹴した。さらに「連邦政府は生

活保護受給者に家を貸せと、われわれ不動産所有者としている」と毒舌した。私の感想だが、ドナルドは父のDNAの悪い面を受け継いだのだろう。

 

フレッドは社交的ではなく、その部分、まじめに働き続けた。ドナルドの母メアリ(1922~2000)もまた移民である。スコットランドから一人で来米した。第一次世界大戦中のさなか、陰鬱な空気が立ち込める中、18歳となったメアリは1930年、アメリカに行くことを決めた。

 

そして、パーティーで知り合ったフレッド・トランプと1936年に結婚。五児の母となった。メアリは快活で、世間の注目を浴びるのが好きだった。そういう意味では、ドナルドは母親の遺伝子を受け継いだとも言える。

 

しかし、メアリは慈善事業に熱心だったが、ケチのドナルドとはだいぶ異なる。そのことも、ドナルドにとって、最初の離婚につながっていたと言われているらしい。富豪と呼ばれる米国人で慈善事業に乗り出さないというのはかなり、珍しい。

 

ドナルド・トランプは母の出身地であるスコットランドにも投資し、高級ゴルフ場を作った。実はこのゴルフ場はトランプが建設の邪魔になる民家に「地上げ」の嫌がらせを続け、告発までされている。彼は金のためになるには手段を択ばない「守銭奴」である、と言わせてもらいたい。(つづく)。

 

明日からまた編集長の勤務。頑張ります。