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高橋まつりさん=当時(24)=の過労自殺をめぐり労働基準法違反容疑で書類送検されたことを受け、電通は28日、「重く受け止める」などとするコメントを出した。

本社が入る東京都港区のビルでは、社員らが言葉少なに、足早に立ち去った。

コメントで電通は「このことを重く受け止めております。このような事態を招き、関係各位に心よりおわび申し上げます」と謝罪。その上で、「新たな決意の下、労働環境の改善と長時間労働の撲滅に向け、実効性を上げるよう全力で取り組みます」と、社内改革への意欲を強調した。

電通は東京労働局などが立ち入り調査に入った10月以降、午後10時以降は全館消灯とするなどの対策を打ち出しており、11月からは労使協定で月70時間としていた所定外労働時間の上限を月65時間に引き下げた。

同月1日には石井直社長を本部長とする「労働環境改革本部」を立ち上げ、「取り組んだら放すな、殺されても放すな」など10項目から成る4代目社長の遺訓「鬼十則」も、社員手帳への掲載を取りやめた。

28日午後、本社ビルから出てきた50代くらいの男性社員は「広報を通してください」と一言だけ話し、足早に駅の方向へ。40代くらいの女性社員は「会社から正式な説明がないので話せません」と言葉少なだった。

 

以上、時事通信配信記事から引用。

私自身、双極性障害という精神疾患をわずらっているので、亡くなった、高橋さんが自殺まで追い込まれた精神状態が痛いほど分かる。

 

まだ24歳。高橋さんには、もっと明るい未来が本来、あったはずだ。広告代理店では最大手の電通。高橋さんが自殺してからちょうど一年になるが、彼女の死を無駄にはしたくない。電通も謝罪すれば、それでよしと思っては困る。

 

こういう企業は特に、社会的責任があるのだ。一罰百戒としてほしい。