初めにお伝えしますが、本書は、喜ぶに当たらない書です。

タイトルは、徹底検証/朝日「慰安婦」報道(中公新書ラクレ)です。


まず、この書の取材に当たって、記者の名前が全く出てこない。

これでは、誰誰と言うことではなく、

記事の信憑性が出てこない。


具体例を上げる。

伊藤律架空会見記事件(文字通り架空)

記事は、取材先から情報提供を受けた朝日の神戸支局の記者が、

半信半疑で案内に指示れるという記事を載せた(結果的に誤報)


次にサンゴ事件。

朝日に対してだけでなく、報道機関全体に対する社会の信用を損なったという意味で影響が多きかったのは、「サンゴ事件」だった。


朝日新聞は89年4月20日の夕刊1面で、沖縄・西表島の巨大アサミンゴ

につけられた「k・Y」のイニシャルの傷痕の写真を、心ない自然破壊

一例ついて報道した。


それで、「サンゴを汚した」というのは誰だということになった。


朝日新聞で思い出したのですが、あるテレビ番組で、おれは、「角度が大事なんだ」と決めたのを覚えている。


つまり、この意味は、朝日のカラーによって、それに合わせる記者の集まりというのだろう。


それにそぐわない記者は、のけものにされるということとなる。