関西電力は26日、運転開始から40年を迎える老朽原発の高浜原発1,2号機(福井県)について、運転延長に向けた特別点検を実施すると発表した。12月上旬から点検をはじめ、来年4月にも原子力規制委員会に運転延長を申請する方針。
関西電力大飯原発 3、4号機(福井県おおい町)と高浜原発 3、4号機(同県高浜町)=いずれも停止中=を巡り、滋賀、大阪、京都3府県の住民計178人が関電を相手取って再稼働の差し止めを求めた仮処分申請で、大津地裁(山本善彦裁判長)は27日、申請を却下する決定を出した。
原子力規制委員会が原発稼動に対する最終権限を持っているのであるが、お手盛りとはいかないまでも、電力各社にとっては怖いながらも、頼みの柱とでもいえないか。
福島の事故についても、本当に東電が反省すれば、原子力から再生可能エネルギーへの重大な転換期ととらえるべきだ。生理的にどうこうということではなく、日本のエネルギー全体を考えるべきだろう。国民も自分たちの問題としてとらえる時期がきている。
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