日銀が量的緩和を一段と強化した。


アベノミクスの「第一の矢」として異例の大規模緩和が登場し1年半。


米国が量的緩和を終了したタイミングでの日本の追加緩和だ。


驚いた市場は反応し、円安、株高が大幅に進んだ。


確かに物価は少しずつ上昇基調に転じたものの、円安による効果が抜け落ち、原油価格の下落も手伝って、このところ上昇幅は縮む一方だ。


今回の追加緩和により、日銀が年間に買います長期国債の額は30兆円に達する。日銀が政府の借金を丸抱えしているとみなされれば、国の信用は地に落ちるであろう。


日銀は「中央銀行」として、踏み込んではならない道にまたとしても足を進めてしまったといえるだろう。




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