この問題は、触りだけ、何回か取り上げてきました。


少し時間があったので、いろいろ調べた結果、とんでもないことが分かりました。しかも、新聞やテレビはこうしたことをほとんど取り上げていないのです。

少し、信じられませんでしたが。


2020年に東京五輪が開かれることが決まりました。めでたいことです。でも、IOC委員によるプレゼンテーションの中で、安倍総理が福島原発事故に関し、「状況はコントロールされている」と大見えを切ったことには、耳を疑う人もいたのではないでしょうか。


大量に出て来る汚染水は貯蔵タンクに埋まるばかり。タンクから漏れた汚染水は海に流れ出していたのに、どうして「コントロールされている」言い切れるのでしょうか。


原発の廃炉計画では、早くて東京五輪が開かれる2020年に溶け落ちた核燃料の取り出しが始まります。東京五輪が開催される6年後も、原発問題は処理が終わっていないのです。


現在、東京電力は、大量の汚染水を貯蔵タンクに入れて保管しています。高度液体処理装置が本格的に稼働して汚染水が浄化されるようになるまで保管するという戦略なのです。


ところが、全てがうまくいくわけではありません。運転を開始したところ、部品の一部に腐食が見つかり、点検のため停止。2013年11月よりようやくフル稼働態勢に入りましたが、その後も停止が相次いでいます。


政府は除去装置に150億円、凍土遮水壁に320億円の計470億円を投入し、汚染水問題を解決しようとしています。とはいえ、これで地下水が建内に流れ込むのを一時的に防げても、抜本的な解決にはなりません。


今後は、原子炉内にある使用済み核燃料を取り出し、さらに溶けて落ちた核燃料を取り出す必要があります。それが始まるのは、早くて2020年。華やかな開会式の陰で、原発事故の処理が進む。これが6年後の苦い現実なのです。




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